チャールズ・マンスキーのレビュー一覧
-
限られた情報しかない、不確実な状況で意思決定する際に、どのようなデータ分析をすればよいのか、といった疑問について大いに参考となる。背景、理論、事例で構成されている点も役に立つ。Posted by ブクログ
-
部分識別の開発者による入門書。
破壊力満点な考え方そして分かりやすい記述
素晴らしいのだが本書の題名そして「部分識別」という言葉自体もなんかキャッチーさがない。
部分識別は、キャッチーなネーミング、深層学習の「猫」や「囲碁」のようなアイキャッチが出来れば爆発的な流行になると思うけど、、、Posted by ブクログ -
政策には分析と意思決定という2つのステージがある。専門のアナリストが政策を分析・評価し、それに基づいて政治家が政策を決定する。政策は景気対策かもしれないし、感染症対策かもしれない。いずれにせよ「理想的な世界」では最も有効性の高い政策が選ばれ、実行に移される。
しかし現実社会は不確実性に満ちており、...続きを読むPosted by ブクログ -
第4章の途中まで読んだ。
強い仮定と点推定を批判し、弱い最低限の仮定と区間で予測する部分識別について言及している。
今後実証分析及びそれに伴う意思決定が必要な場面になれば、本書のことを思い出し具体的な方法を改めて学んでいきたい。Posted by ブクログ -
・区間を使った効果推定の方法、仕事や日常的にも使えそうな実用的な推定方法だと思います。統計学の検定などよりも直感的にわかりやすい。
・後半は、強い仮定を置いた場合に問題となりうるバイアスの紹介。勉強になりますが、区間の効果推定と比べて実用するための考え方というよりは課題提起にとどまっている印象。物足...続きを読むPosted by ブクログ