川﨑晶平のレビュー一覧

  • テノウチ、ムネノウチ 刀鍛冶として生きること

    Posted by ブクログ

    伝統を受け継ぐだけでなく、次の世代へどう引き継ぎ発展させるか。刀鍛冶の覚悟が詰まった本。  刀を真剣な眼差しで吟味している男性の写真が表紙である。そのカッコよさに表紙買いした。

     筆者は大分県の生まれでサラリーマンとして数年働いた後、長野県の刀鍛冶の師匠に弟子入りしたそうだ。厳しい修行時代から話が始まるが、自分の感情に埋没せず俯瞰した語り口が清々しいと感じた。

     師匠の下にいる時からコンクールで受賞していた筆者は、埼玉県で独立。その後も様々なコンクールで受賞を重ね、名実ともに現代を代表する刀鍛冶になったのだ。

     本書では、刀についての解説も当然含まれており難しく感じる部分もあるが、読むう

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    2026年01月18日