福和伸夫のレビュー一覧

  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    南海トラフ巨大地震が来ると言われ続けている東海地方だが、周囲にいる同年代に防災対策の話をしても、我がこと、として受け止めていない人が多い。
    歴史を振り返り、最悪の事態と向き合うことで、我がこととして初めて受け止められる。人はネガティブな事実の方が感情が動かされやすいので、平和な世に馴染んでしまっている若い世代に、本書をぜひ読んでほしい。
    震災が起きることは確かに恐ろしいが、そのたびに不屈の精神で立ち上がってきた日本の歴史がある。
    余裕がなくとも、1人1人が、隣近所や近しい人だけでも助けようと思い、他者を思いやる気持ちがあれば、乗り切れると信じている。

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    2024年07月21日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    ネタバレ

    この本に書かれてる不都合な真実に目を背けずどこまで事前対応できるかが現政権や首長の使命じゃないだろうか。

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    2018年12月05日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    歯に衣着せない語り口が
    ユニーク。

    来るかもしれない、ではなく
    必ず来る南海トラフ地震に向けて
    多くの人に読んでほしい。

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    2018年03月11日
  • 必ずくる震災で日本を終わらせないために。

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    破局災害は諦める、
    巨大災害は乗り越える。

    福和先生の世界の秘密(ネガティブな)を一人だけ知ってしまった感。

    ちゃんと乗り越えるよう啓蒙を続けられてるのが凄い。

    映画なんかで敵を地球外に持っていくと地球内は団結する描写があるけど、破局災害が起これば戦争はなくなるのかも。世界は滅ぶけど。

    平和とは何なのか。

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    2023年05月19日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    職業柄興味があったので手に取った本。
    非常に感銘を受けました。
    早速、家具の固定を始めようと思いました。
    主に震災に対する指摘や提言をされていますが、今の社会の仕組みや人々の考え方に対する指摘や提言だともとらえることができます。
    土木や建築などの工学に携わる方以外にも伝わるよう、読みやすく書かれています。
    お名前は知っていましたが、すごい方だなと感じました。

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    2019年09月06日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    今月、我が地元北海道でも大きな地震があり、危機感を抱いてこの本を読みました。
    現代の我々が今後、確実に来るであろう大震災に備えるための様々な知識が非常に分かりやすくまとめられていました。
    特に、プリンを使った耐震に関する実験とか、身近なものに置き換えて説明してくれているところがわかりやすくて納得できました。すぐにでもできるところから防災を始めます。

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    2018年09月27日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    ある程度科学的。
    リスク管理を論じる本かとおもったら、リスク(マネジメントの多少となるようなイメージ)ではなく、カラストロフィだと訴えている。
    すなわち、「起こるかどうかわからない、確率論的なもの」というわけではなく、「必ず起こるもの」という解釈なので、「備えるべきかどうかの判断(合意形成)」ではなく、「世代間倫理」の問題なのかもしれないと思った。

    とはいえ、福和自身、(地震時には)危険なエレベーターを、疲れるので上りは使うが下りは避けるという風に、「どこまで熱心に備えるか」のバランス感覚はやはりあるべき。
    その意味で、次に読みたいと思っている、キャスサンティーン『最悪のシナリオ』は楽しみ。

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    2019年02月11日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    震災について、雑多な話題をエッセイ風に述べたもの。分かりやすく地震のメカニズムや震災対策の課題などがまとめられている。
    が、基本中の基本のことばかりなので、詳しい人には物足りない。

    この本にも言及されているが耐震診断の地域係数の問題点についてはもっと広く知られてほしい。同じ大きさの地震が起きればどこの場所でも同じような被害になるのに、なぜか沖縄や九州は地域係数のおかげでより簡易な対策で許されている。自分これは知ったときからずーっとおかしいと言い続けている。
    残念ながら科学的にまったく根拠の無いこの係数のせいで、案の定熊本地震では対策不十分な公共施設が倒壊し、被害が拡大したのだ。
    この地域係数

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    2023年08月13日
  • 必ずくる震災で日本を終わらせないために。

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    東南海地震が来るのがわかっているのに、有効の準備ができない。この国が没落していく運命にあることがわかる。

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    2021年09月18日
  • 必ずくる震災で日本を終わらせないために。

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    前著以来2019年までの間の事象や話題でアップデートされたネタはちりばめられているものの、基本的には、一冊目の焼き直しが多い。既にどこかできいたような内容がほとんど。
    また、企業や行政の内情批判の態度に満ちているのが不快。

    しかも本書の全体でのストーリー性(ロジック、流れ)は感じられず、粗雑な新書みたいな印象。

    以前きいたことがあるように、「脅迫的な教育は、教室をでたら忘却される」というようなことも思い出す。
    要は、ぐっとこないのである。しかし、この違和感を、仕事にいかさなくては。

    ===
    以下、そうはいってもいくつか頭に残ったトピック。
    ・自主避難は知人・親戚宅へ(p44)
    ・地震時の

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    2020年04月13日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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     大切なのは本音を言えること、そして言われた本音を真に受けない事、つまりどんな案件もお互いの立場をもって親身にやり取りをすること、それが一番大切であり何か事が起きた時には瞬時に対応できる力となってくれればとてもありがたい。

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    2019年04月15日
  • 次の震災について本当のことを話してみよう。

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    "南海トラフ巨大地震は必ず来る"と断言していることは大事だと思う。政府や大手マスコミが、予想されるとしか言わないことが問題。必ず来るから、何を優先してすべきかを考える必要がある。

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    2018年03月11日