岸田文雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに政治や政治家に関する本を読んだ。懐かしい政治家の名前もたくさん出てきて面白かったです。岸田さんの人物像を少し理解できたと思います。保守本流という気がしました。
・ノートに書き留め、頭に刻み、自分自身を変える努力を続けてきた。
・絶えずトップダウンでは国民の心が離れていってしまいますし、絶えずボトムアップではなかなか物事を決められません。この2つの使い分けが大事。
・地域を大きく変革する人は「よそ者、若者、ばか者」と言われる
人の話を聞くのは素晴らしいことと思いますが、聞きすぎるのもどうなんだろう?最後は自分で決断すべきことも増えると思いますので、その辺のバランス感覚とかもお聞きし -
Posted by ブクログ
総理としての政策、ビジョンについてはメディア以上に書かれておらず、何を考えているかは分かりにくい。富裕高齢者からの課税や、賃上げは徹底。ただ、岸田さんの人となりや原点が語られ、そこについては、実に人間らしい挫折も経験した、良くも悪くもノーマルな印象だ。外交関連の成果がとりわけ語られる。
メディアでよく知られた話ではあるが、親族に東大卒、官僚が多く、三度受験を失敗して早稲田へ。その後の行員経験。広島出身で父の赴任で海外生活をした幼少。それらルーツが語られ、この経験が少なからず外交に活きたと。オバマ大統領を平和記念館訪問の実現、ロシアのラブロフ外相とのお酒の関係。とりわけ、緊張関係にある中国の王 -
Posted by ブクログ
ネタバレ核兵器のない世界への流れと逆行する流れを解説しつつ、広島ご出身の岸田さんご自身の経験や思いを綴られています。
NPTと呼ばれる、核不拡散条約の再検討会議。
これは5年ごとに行われているのだけれど、ちょうど発効から50年の2020年の会議がコロナで吹っ飛んでしまった。2年後に延期され実施されたのだけれど、ロシアのウクライナ侵攻のちょうどあとで、さらに核軍縮とは逆行する流れが今も続いている。
コロナで吹っ飛ばなくてもこうなっていたのかもしれないけれども、
いろいろなことが重なって今の現状があるなーと思ったり。でもそのいろんな影響はコントロールできるものでもない気もしたり。
NPTの会議の