岸田文雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
久しぶりに政治や政治家に関する本を読んだ。懐かしい政治家の名前もたくさん出てきて面白かったです。岸田さんの人物像を少し理解できたと思います。保守本流という気がしました。
・ノートに書き留め、頭に刻み、自分自身を変える努力を続けてきた。
・絶えずトップダウンでは国民の心が離れていってしまいますし、絶えずボトムアップではなかなか物事を決められません。この2つの使い分けが大事。
・地域を大きく変革する人は「よそ者、若者、ばか者」と言われる
人の話を聞くのは素晴らしいことと思いますが、聞きすぎるのもどうなんだろう?最後は自分で決断すべきことも増えると思いますので、その辺のバランス感覚とかもお聞きしたいところです。
あと、富裕層からの分配を強調されていますが、なんとなく昔の共産主義を思い出してしまいました。社会の活力、人々の向上心を削ぐことなく、むしろ上げていきながら、必要な国家予算を確保することにもっと取り組んでほしいな、と思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ核兵器のない世界への流れと逆行する流れを解説しつつ、広島ご出身の岸田さんご自身の経験や思いを綴られています。
NPTと呼ばれる、核不拡散条約の再検討会議。
これは5年ごとに行われているのだけれど、ちょうど発効から50年の2020年の会議がコロナで吹っ飛んでしまった。2年後に延期され実施されたのだけれど、ロシアのウクライナ侵攻のちょうどあとで、さらに核軍縮とは逆行する流れが今も続いている。
コロナで吹っ飛ばなくてもこうなっていたのかもしれないけれども、
いろいろなことが重なって今の現状があるなーと思ったり。でもそのいろんな影響はコントロールできるものでもない気もしたり。
NPTの会議の流れのほか、オバマ政権期のこと、アメリカのNPR、北朝鮮などの周辺国との関係での核兵器の脅威、宏池会のことや、原発を含めた原子力のことなど、書かれています。
2021年に首相となった岸田さん。この本はその前に書かれていて、
日本が核兵器保有国と非保有国との間で先鋭化している溝を埋めるような、橋渡し役ができることを論じられています。
その中でも強調されていたことの一つが、各国リーダーの被爆地の訪問。
核だけではなく動機をなくすこと、そのために日本でできることがある… でも時間がかかるし焦ることではない…
単純な話ではないことは理解しつつ、
ぜひこれまでのご経験、見識を活かし、日本としての役割をリードしていっていただけたらよいなーと思いつつ、本を閉じますが、希望はなくはない。