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2021年10月、第100代総理大臣に就任した著者の、はじめての著書を新書改訂版として緊急発売!
「聞く力」を備えた新しいタイプのリーダーの登場。
新自由主義を脱し、「新しい日本型資本主義」の構築を目指す。
コロナウイルスの感染拡大によって国民の生活は大きな痛手を受け、格差拡大、「勝ち組」と「負け組」、中間層の没落などが顕著になりつつある。
日本だけでなく、欧米やアジアなど、世界的に「格差拡大」が広がり、さらに国同士の分断も進む。
この「分断の時代」に、求められていることこそ「協調の精神」ではないか。
具体的には、高額の金融所得に対する課税率の見直し、中間層の教育、住宅費に対する支援、社会人に対する再教育支援、中小企業、小規模事業者に対する支援などである。
さらにIоTなどの普及によって、地方にあっても都会と同じレベルの仕事ができる環境ができつつある。
宏池会の大先輩・大平正芳元首相が唱えた「田園都市構想」を再生し、「デジタル田園都市構想」を推進する。
外交面でも、「分断から協調へ」がキーワードになる。4年7ヵ月の外相経験を通して、アメリカ、イギリス、ロシア、中国をはじめ世界の首脳と築いてきた人間関係を生かし、孤立化、分断化が進む世界で「協調」をテーマとした外交を展開する。
さらに広島出身の政治家として、「核兵器なき世界」への取り組みは最大のテーマである。2016年に実現したアメリカ・オバマ大統領(当時)の広島訪問は、核軍縮という観点で非常に大きな出来事だった。
核軍縮交渉の根底には、やはり協調というベールが求められる。
なぜ政治家を志したのか。
差別を憎み、理不尽を疑う心はどこから芽生えたのか。
日本政治にいまも内在する悪弊とは何か。
その一方で、長く守り抜いていかなければいけない価値とは。
政治家人生を懸けた、渾身の一冊。
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Posted by ブクログ
久しぶりに政治や政治家に関する本を読んだ。懐かしい政治家の名前もたくさん出てきて面白かったです。岸田さんの人物像を少し理解できたと思います。保守本流という気がしました。
・ノートに書き留め、頭に刻み、自分自身を変える努力を続けてきた。
・絶えずトップダウンでは国民の心が離れていってしまいますし、絶えずボトムアップではなかなか物事を決められません。この2つの使い分けが大事。
・地域を大きく変革する人は「よそ者、若者、ばか者」と言われる
人の話を聞くのは素晴らしいことと思いますが、聞きすぎるのもどうなんだろう?最後は自分で決断すべきことも増えると思いますので、その辺のバランス感覚とかもお聞きしたいところです。
あと、富裕層からの分配を強調されていますが、なんとなく昔の共産主義を思い出してしまいました。社会の活力、人々の向上心を削ぐことなく、むしろ上げていきながら、必要な国家予算を確保することにもっと取り組んでほしいな、と思います。
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