谷田彰吾のレビュー一覧
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テレビの放送作家からYoutubeの放送作家もやっている4人の著者が書いたYoutubeとの向き合い方の話。バイトでYoutubeの編集をしているときに、面白い企画を思いつきたいと思って読んだ。
大切なのは「その人を軸に考える」ことと「新しいことに積極的にチャレンジする姿勢」だと思った。
「人を軸にして考える」ということは、その人の強みを理解して人にあった企画を考えた方がやりやすいということだ。そうすることで演者にも企画に対する熱が出てより面白い企画になりやすい。また、印象的だったのは「同じ企画も違う人がやれば違う面白さが生まれる」という言葉だ。確かに同じメントスコーラでもはじめしゃちょーが -
Posted by ブクログ
動画の企画、構成、分析などを行い、人気YouTuberを陰で支える「YouTube作家」5人の手法や考えを明かした一冊。
YouTubeに限らず、Web中心となった現代における企画手法として読んでも参考になる部分が多い。
昨今は、企業への提案でも、昔ながらの重厚な企画より、仮説に基づいて、フットワーク軽く試して計測し、方向性を修正していくようなアプローチが好まれるからだ。
メディア論的に読んだのが、第5章のカツオ氏。
近年、芸能人や映像のプロが続々とYouTubeに参戦するようになり、黎明期に注目を集めた「YouTube1・0世代」が焦っているんだとか。確かに買春やら迷惑行為で逮捕され -
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Youtube
「ひらめき5割、タイトル5割」 瞬間的にパッと見ておもしろいか
「なんかおもしろい」 お笑い以外のジャンルで話題のものをお笑いの文法に変換
(長崎習成)
「ペライチ」 1枚だけの企画書
視力の弱ったおじさんがつかれているときでもパッと見てわかるように書く
「本人が熱量をもってやっていること」
自発的にやるほどセンスや個性が出る 気心の知れたチーム
オープンなプレゼンの場
ある程度おもしろくなる土台を築いたうえで、プラスαでどこまでできるか
(白武ときお)
テレビは芸を消費、企画をタレントが膨らませる
Youtubeは芸を蓄積、「人」がメインコンテンツ
「認知」よ -
Posted by ブクログ
YouTubeに対して抱く、得体の知れないもの感やテレビの二番煎じ感が間違ったものであること、YouTubeはYouTubeの文脈があり、成功するためのノウハウはテレビとは違った文脈であることを窺い知れた。5章のカツオさんのパートがこれまでのYouTube、これからのYouTubeを客観的に捉えてて読み応えがあった。どの作家さんにも共通して言えるのはアンテナを高く張っておくこと、世の中の動きに敏感であること、流行り始める前に取り掛かること。企業がホームページを持つことが当たり前になったように、YouTubeのチャンネルを企業や個人が持つことも、いずれはスタンダードになっていくのだろうか。