足が速く、いつもリレーの選手に選ばれていたさだ子さんは、被爆して9年も経ってから、急に体調が悪くなり、亡くなった。
病魔と闘いながらも病室でせっせと折鶴を折っていたさだ子さんの事を思い、原爆でなくなった子ども達の慰霊碑をつくる為、
同級生たちが募金活動をし、全国から集まった寄付金で「原爆の子の像」が完成。
その活動を知ったアメリカのニューメキシコ州の子ども達が、同じように募金活動をし、
アルバカーキ市美術館に「こども平和像」を完成させた。
この子ども達の気もちを大人はしっかりと受け止め、世界平和に力を注いでいかなくてはならない。