萩谷薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ舞台は昭和初期の銀座ながら、主役二人のバディは『青薔薇アンティークの小公女』を彷彿とさせた。
叶恵の方が口は悪いが。
千里眼(というかサイコメトリー)を持っている上になかなか濃い過去持ちの叶恵。
ただそれ以上に出てくる男性陣が総じてやばくて濃いので叶恵の過去やら設定やらが霞む勢いだった。
特にヒーローの玲司の終盤に明らかになった本性というか性格というか、とにかくこれがかーなーりーやばかった。
どうやばいのかはネタバレが酷いので割愛するが、彼にしても他の男性キャラにしても変な意味で愛が重い。
叶恵に同情する、本気で。
続刊が決定しているとのことで、叶恵に影を落としている例の人との決着は持ち越