以前NHKで放送されていた梅田君の自学ノートのドキュメント番組が、とても面白かったのです。
はじめは学校での時々の取り組みが先生からのコメントが嬉しくて、また、気になったことは調べずにいられない、これは性格なのか、本当によく色々調べ学習をするのです。
低学年でのノートは、テーマも自分の感想も学年相応なのですが、習慣づいた、というか、趣味の世界に入ってしまったころには、調べるジャンルも種類が増え、本を本当によく読む子どもだったのだな、と恐れ入りました。
この調べ学習の他に、色々な研究発表的な応募も毎年、作品発表のように時間をかけてコツコツ取り組み、本当にすごい!としか言いようがありません。
本人の好奇心が原動力となっているのがよく分かりますが、この自学ノートを通して、世界が広がり、沢山の専門家といえるような大人とのつながりもできていくのも、面白い。
本の出版の話が出たときも、どうやって一冊の本が作られていくのかを身をもって体験することが出来る!という理由で引き受けるのです。なんかもう、理由付けがすごいじゃないですか。
編集者の方とのやり取りの中で、今まで読んできた本を紹介するために、自分でピックアップするのですが、編集者に「マニアックすぎる。もう少し分かりやすい本を」と注文されるのです。
そして紹介された本は、ジャンルが幅広くて、アンテナを広く張っているのがよく分かります。
絵本から児童書、そして専門書につながりそうな本まで様々です。
本人の執筆も編集者の手直しはもちろんあるのでしょうが、素直さ、一途なところ、子どもらしさ、ワクワク、ドキドキが伝わってきて、また一つ一つのエピソードがとっても面白く、楽しく読めました。
きっと梅田君は、すごい大人になりそう!