あらすじ
【ご注意】※作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
NHKスペシャルで話題のすごい自学ノート。
手書きの「自学ノート」が、少年の今を見つめてくれる。23冊の「自学ノート」が、少年の未来を拓いてくれる――。
新聞記事の切り抜きを貼り、感想や調べたことを書き込む「自学ノート」を、小3の春から作り続けている高校生がいる。 子どもノンフィクション文学賞大賞を2度受賞、NHKスペシャル「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」の放送で注目を集める高校生の「自学ノート」23冊を一挙紹介。
「自学ノートはボクの歴史年表だ」「学校には悩みを共有できる人がいなかった」「自学ノートが出会いや体験を運んでくれる」――こんな青春、あってもいいじゃないか。
※この作品はカラーが含まれます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
小3から高校生になるまで自学ノートを書き続けてきた少年の話。興味のあるものを徹底的に掘り下げ、まとめている。彼には才能がいっぱいだ!今後の活躍に期待。
Posted by ブクログ
以前テレビでドキュメンタリーを観たことがありました。自分の興味のあること、好きなことを、どんどん深く掘り下げていく…とても素晴らしいと思います。
Posted by ブクログ
以前NHKで放送されていた梅田君の自学ノートのドキュメント番組が、とても面白かったのです。
はじめは学校での時々の取り組みが先生からのコメントが嬉しくて、また、気になったことは調べずにいられない、これは性格なのか、本当によく色々調べ学習をするのです。
低学年でのノートは、テーマも自分の感想も学年相応なのですが、習慣づいた、というか、趣味の世界に入ってしまったころには、調べるジャンルも種類が増え、本を本当によく読む子どもだったのだな、と恐れ入りました。
この調べ学習の他に、色々な研究発表的な応募も毎年、作品発表のように時間をかけてコツコツ取り組み、本当にすごい!としか言いようがありません。
本人の好奇心が原動力となっているのがよく分かりますが、この自学ノートを通して、世界が広がり、沢山の専門家といえるような大人とのつながりもできていくのも、面白い。
本の出版の話が出たときも、どうやって一冊の本が作られていくのかを身をもって体験することが出来る!という理由で引き受けるのです。なんかもう、理由付けがすごいじゃないですか。
編集者の方とのやり取りの中で、今まで読んできた本を紹介するために、自分でピックアップするのですが、編集者に「マニアックすぎる。もう少し分かりやすい本を」と注文されるのです。
そして紹介された本は、ジャンルが幅広くて、アンテナを広く張っているのがよく分かります。
絵本から児童書、そして専門書につながりそうな本まで様々です。
本人の執筆も編集者の手直しはもちろんあるのでしょうが、素直さ、一途なところ、子どもらしさ、ワクワク、ドキドキが伝わってきて、また一つ一つのエピソードがとっても面白く、楽しく読めました。
きっと梅田君は、すごい大人になりそう!
Posted by ブクログ
読書歴がすごい。友達と遊んだり部活をする暇はなかっただろうけど、そこまで本の世界にのめり込むことができるのは才能だなぁと思った。小学生の頃からのノートを一部見ることができるけれど、さすが文が上手い!このままライターになるのか、また違うことを極めながら培った文章力を活かしていくのか、学校卒業後にどんなふうに羽ばたいていく人なのか気になる!