菊地浩之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は財閥を浅く広く概観できるファクトブックです。それ以上でもそれ未満でもありません。私は正直もう少し深い分析というか、財閥横並びの特色や、生き残った財閥とそうでない財閥の違い、などの比較分析みたいなものを期待していたので、期待を外されました。
この本の使い方としては、たとえばどこかの企業の分析をしているときに、「この企業ってルーツはどこかの財閥系だっけ?」とか、ある企業同士の事業提携の際に「もともと同じ財閥系だったのかな?」などの疑問が起こったときに、さっと取り出してチェックすることはできるでしょう。その意味でファクトブックとしての価値は十分ありますが、それ以上を期待される方にとっては、購 -
Posted by ブクログ
地元愛知は大河ドラマ「どうする家康」の熱狂がありますが
今こそ、徳川家臣団について読んでおこうと思い、手にしました。
徳川四天王は有名ですが、16将となると名前を知らない武将もいる。
また、それが残っている本で武将が変わってくる、不思議な気持ちです。
そしてまた、四天王すら後付けのようなくくりであり
家康の家臣上位4名というわけではない。
家康が決めたというよりは、信長や秀吉からの評価による部分が大きい。
そんな初めて知る内容が多くありました。
これを読むと、松潤だけではなく、それを支える家臣役の役者さんたちへも
絶対に目がいくはずです。