米田倫康のレビュー一覧

  • ブラック精神医療

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    「生かさず、殺さず。」 ありありと見えてくる不都合な真実。
    責任などない。彼らにとって金がすべてなのだ。
    思考停止が導くありえない恐怖の世界だ!

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    2026年08月26日
  • ブラック精神医療

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    精神医療の問題について書かれているが、これを不安を煽るととってはいけないようだ。
    この著者も指摘しているが本書を参考に精神医療とは何なのかを判断してほしい。
    ①抗うつ薬が過剰に評価され、その一方で副作用も生んだこと。その裏には製薬会社のマーケティングもある。抗うつ薬によりうつ病の治療効果はあったとは言い難い。
    ②精神疾患のある方が精神医療の治療で治るはずが、自殺に至ったケースにおいてその治療が適切だったかどうか、事後一切検証されていないという謎がある。
    ③精神科デイケアのような精神医療従事者による囲い込みの手段として悪用されている問題
    ④ゼプリオン注射に見られる多剤処方の安全性について
    他にもいろいろあるが、かなり幅の広い問題を指摘している。
    この著書は主に精神医療行政にポイントを当てているとみられる。
    治療薬の問題に関しては、心の病「流行」と精神科治療薬の真実(福村出版)
    を参考にするとよい。

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    2023年07月25日
  • ブラック精神医療

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    ■精神医療に関する8つの思い込み。
    ①専門家である精神科医は正しい診断ができるはず
    ②受診すれば科学的で適切な治療を受けられるはず
    ③医師の指示どおり飲めば病気は治るはず
    ④国が承認した薬は安全に違いない
    ⑤人の心を取り扱う以上、人格の優れている人が精神科医になるに違いない
    ⑥行政機関や学界や医師会が医療機関の質をチェックしているはず
    ⑦過去の反省から、現在は十分に患者の人権が守られているはず
    ⑧精神的な問題は専門家である精神科医に任せないと解決できないはず
    ■特徴的な症状から病気を分類し、チェックリスト式に症状が一定数以上該当すればその分類に当てはめる(=診断を下す)手法を「操作的診断」という。
    ■精神医療は診断基準そのものが客観的なものではなく、最終的な判断は医師の主観に頼らなくてはならないという特徴がある。

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    2022年05月15日
  • 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う

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    「発達障害バブル」は「うつ病キャンペーン」と構造は同じ。
    旧態依然とした精神科と製薬会社の癒着。
    より幅広い年代を巻き込んでいる分、更に性質が悪い。
    このバブルの後にどんな悲惨な未来が待っているのだろうか。
    個人個人が危ない罠に陥らぬように気をつけねば。
    同じ著者の「ブラック精神医療」でも結びに書かれていたが、個人個人がキチンと自分の頭で考えて、自分の人生の主権を他人に渡さぬ事が大事だと痛感した。

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    2022年05月05日
  • ブラック精神医療

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    先に読んだ内海聡氏の本と比べてしまうが、似ている様だが少し違う。
    内海氏のは精神医療そのものを否定し不要なものと切り捨てる。
    米田氏のこれは精神医療そのものの否定ではなく、その在り方を問題視している。
    また、内海氏のは主観的・感情的なのに対し、これはデータや引用を駆使して客観的な内容になっているように感じる。
    信頼感、という意味ではこちらが上かな。
    まとめの「自分の人生の主権は自分」みたいな文章が響いた。
    通院する精神科の院長は独善的で支配的なので。

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    2022年04月22日
  • 発達障害のウソ――専門家、製薬会社、マスコミの罪を問う

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    発達障害やうつといったものは、自分が子どもの頃から巷で存在していて、誰も教えてくれなかったなと感じる。学校で教えてもらったものも、かなりフワフワしていたものだと感じる。
    この書籍を読むと、なかなかシビアに歴史や制度のことが書いてある。何にせよ世の中ってそんなもんだろうよとは感じていたがやはりここでもそうか!という印象。
    なかなか良い。じゃあその次、私のような子どもに関わる仕事をしているものは何をしたらいいのか。プライドをどのように持つべきか。考えさせられる。

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    2023年11月27日
  • ブラック精神医療

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    ※流し読み
    人間の性(さが)を考えると、容易に想像できる状況です。そんな洞察を深めてくれる本でした。公の情報を優先してワクチン接種をするなど、人間には性善説もあり、人間って単純なのか疑り深いのかわからなくなります。

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    2022年04月16日
  • 児童精神科医は子どもの味方か

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    児童精神科医は子どもの味方か、「いや、そうとも言えない」、という立場からの本。どうしても主張が強いので、すべてを鵜呑みにはできないけれど知識や防犯の意識は必要だと思った。

    それにしても、「子どものため」という言葉の裏で、大人や社会にとって「扱いにくい子」が排除されていく現実は切ない。社会の側に、もっと色々なタイプの子どもを受け止められる心の余裕があればいいのに。
    そして何より、親の不安に付け込んで、それを煽るような風潮は本当になくなってほしいと思う。



    防犯の意識(引用)
    ・専門化が正しい診断、適切な治療をできるとは限らない(最重要!)
    ・基本すら守れない、質の悪い児童精神科医、児童精神科医療機関が存在する
    ・行政機関は医療の中身まで指導する権限がないため、上記医療機関、医師が放置されている
    ・精神科領域において、絶対的に正しい診断は存在せず、1人の医師の診断が絶対視されるのは不適切。診断は意見であって、証明ではない。
    ・チェックリストにあてはめるだけでは本来診断できない。その状態や振る舞いを引き起こす他の要因(特に身体的問題)について徹底的に調べて、除外する必要がある。また、その状態があっても問題なく社会生活が送れている場合は診断も不要である。
    ・医薬品添付文書に記載されている、「重要な基本注意」を無視した投薬が横行している。
    ・精神科医師の倫理綱領に違反した反倫理的行為が横行している


    以下メモ
    ・精神医学のマーケティング化
    もともと日本において、精神科の印象は悪く受診のハードルは高かった。そこに「うつは心の風邪」、精神の病気ではなく脳の病気とすることで、受診、薬へのハードルを下げた。
    政府も自殺予防=うつ治療としてイメージアップに貢献した。


    ・障害と症
    医学用語(英語)のニュアンスを日本語に落とし込むときに、これまでは主に「障害(Disorder)」という言葉が使われてきたが、最近はこれを「症」へと置き換える方針が進んでいる。「固定的で一生付きまとう重いもの(障害)」というイメージから、「変化しうる状態であり、治療やケアの対象であるもの(症)」へ。


    ・最近ではがんの「早期発見・早期治療」も絶対善ではないと見直されてきている。がん検診のメリットと同時にデメリットのバランスも考慮すべきと。
    これは、精神医学における、発達障害やうつ、統合失調症の早期発見にも当てはまる。


    ・自閉症児へのL-DOPA療法
    瀬川医師は、本当に自閉症児へのL-DOPA療法 が正しく、その素晴らしい治療で子どもたちを助けたいと思い込んでいた節があります。それは善意から来るものだったかもしれません。しかし、その信念は非常にゆがんだ形になって、暴走していました。なぜならば、その信念は法律や科学や倫理よりも上位になっていたからです。


    ・うつ病も、統合失調症も発達障害も病理学的には正式な病気(疾患)というよりも症候群です。原因が特定されていないが、共通の特徴的な症状を示す患者が多い場合にその集まりに対して便宜的につけられた名称。
    もし、単一の原因が特定された場合、その症候群は正式な疾患として格上げされる。


    ・現在の医学的な診断名としては「アスペルガー症候群」はすでに廃止されており、公式には使われていない。
    かつてアスペルガー症候群と呼ばれていたものは、現在は「自閉スペクトラム症(ASD)」という大きなグループの中に統合されている。


    ・日本における「自閉スペクトラム」
    本来、アメリカでは「重度の知的障害を伴う自閉症」から「知能が高く言語に問題のない自閉症(旧アスペルガー)」までを一つのスペクトラムとして捉えます。
    日本においては、「定型発達な人」から「重度の自閉症の人」まで、人類全員を地続きの一本の線に乗せてスペクトラムとして捉える。この結果、「あの子が変わっているのは、ASDの傾向があるから、と社会的な違和感を説明するための便利なラベルとして診断名が使われるようになっている。

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    2026年06月09日