かつてあった、今も現存する、懐かしい木造校舎を紹介。
〔プロローグー懐郷への誘い〕
〔時代でみる木造校舎〕
〔あの頃過ごしたあの空間〕
〔木造校舎のある風景〕
〔その後の木造校舎〕
巻末リスト:掲載学校一覧。参考文献有り。
全国を15年以上巡って出会った、約1200以上の木造校舎から、
179校を紹
...続きを読む介しています。それは日本の近代史の一面。
近代化の波に和洋折衷の労苦、独特の和と洋は建築に携わった
人々の誇りが込められています。
そして多くの子どもが学び、心と夢を育まれた、場所。
大事に扱われた痕跡が多く残る、大切な、場所。
だが辛苦は襲う。災害、解体、焼失、廃校の悲しみ。
再利用で残り、人々の集う場所となる校舎もある。
そして何よりも現役の校舎で残ることは、喜び。
カラー写真なのに、何故かセピア色に脳内転換してしまうのは、
ノスタルジーと既視感の成せることか?
校舎だけでなく、残る学校備品の数々が、何とも懐かしい
心地がしました。黒板の絵、掃除用具・・・思い出よ永遠に。