若狭徹のレビュー一覧
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火山灰に埋もれていたおかげで大量の埴輪が良好な保存状態で残されていた群馬県の保度田古墳群、その調査に当たった若狭徹氏による埴輪解説書である本書は、同古墳群で発掘された品々の解説を序章で展開し、それを元に全国的な埴輪の分布状況、年代特定、埴輪の意義などを論じていくかなり本格的な内容となっている。予備知識なく読んだだけでは理解しづらい内容が多いため、同著者による『もっと知りたいはにわの世界』や朝日新聞出版『楽しく学べる はにわ図鑑』を読んでおくことを強くお勧めする。
埴輪の発掘において一番重要なこととは何か。私は漠然とそれぞれの埴輪の形状的特徴や想定される年代こそ重要だと思っていたが、筆者は「発 -
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古墳時代に導入された馬は、どのように全国に生産が
広まり、多くの役割を担うようになっていったのか。
埴輪の考証、発掘された考古学的資料、
文書や文献などにより、国家に影響を与えた馬についての
様々な事柄を分析して、考察する。
・はじめに
第1章 馬はどのように受け入れられたか
第2章 馬生産と馬利用の実像
第3章 古代馬の実像
・おわりに コラム、参考文献有り。
朝鮮半島の戦闘での騎馬軍団との遭遇から始まる、
馬との関わり。渡来人の馬生産集団導入と馬用塩の生産。
畿内から地方への広がりは、馬生産でのヤマト王権と
地方豪族たちとの繋がりになり、渡来人の移動と定着は、
倭人への技術と文化を伝播し -
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ネタバレ埴輪に焦点を当てた一冊です。
埴輪にはどんなものがあって、どのような発展段階をたどり、時期が連動する前方後円墳をはじめとする「古墳」とどんな関係があるのか…
などなど、埴輪を中心とした古墳時代の様子が
図版多めに述べられていました。
歴史事象は、決して簡単に鵜呑みにできるもの
ではないことはわかっているつもりですが、
強烈に印象的だったのは、
「チラ見せの埴輪」でした。
中では、肩すかしのような戦術だと言われています。きっと初めて見た人は、きっと一瞬息が止まるのではないかと思います。
この、息が止まって、見ていられなくて、
気持ちがブレて、たじろいでしまう。
これが、戦術か…。と変に納