若狭徹のレビュー一覧

  • 埴輪は語る
    筆者がかかわった保渡田古墳群の保渡田八幡塚古墳から発掘された埴輪群の復元を通して、埴輪群像が王の葬送を表したのではなく生前の業績を顕彰したものであることを解説。埴輪の形式の発展、埴輪の普及の様子からヤマト王権と各地の王との関係性や地域社会の有様が読み取れることが分かった。
  • 講談社 学習まんが 日本の歴史(18) アジア・太平洋戦争

    めっちゃ詳しいです

    伊藤先生がオススメしてたので購入しましたが、めちゃくちゃ詳しくて絵も綺麗なので楽しく読めます!!無駄なページが無いのでインプット量はかなり多いと思います。
  • 講談社 学習まんが 日本の歴史(1) 列島のあけぼの
    石器時代の事が、分かりやすくて下の部分に豆知識が書かれていて物凄く読みやすいです。ゾウと戦う時に頑張って立ち向かおうとする勇気が素晴らしいと思います。
  • 埴輪は語る
    埴輪に焦点を当てた一冊です。
    埴輪にはどんなものがあって、どのような発展段階をたどり、時期が連動する前方後円墳をはじめとする「古墳」とどんな関係があるのか…
    などなど、埴輪を中心とした古墳時代の様子が
    図版多めに述べられていました。

    歴史事象は、決して簡単に鵜呑みにできるもの
    ではないことはわかっ...続きを読む
  • 埴輪は語る
    3世紀頃から作られ始めた埴輪は、当初は円筒型のシンプルなものだったが、次第に複雑になり建築物を表すようになり、最終的には人物を模写したものが現れてきている.これらの流れを写真を示しながら解説している.特に人物埴輪から当時の生活様式や社会環境が読み取れるという論説は楽しめた.
  • 講談社 学習まんが 日本の歴史(2) 律令国家への道
    学習まんが 歴史シリーズにハマって衝動買い。日本史は2021年現在、一番新しい発刊の講談社版にしてみた。情報量が豊富、史実の更新が新しい、描画など◎な点が多い。近現代史も記憶の穴が多いので助かった。より深く知識を得たい場合は別の資料で。
  • 埴輪は語る
    埴輪の意味には王位継承儀礼説、殯説、供養説、犠牲説、死後の近従説、他界説、神宴儀礼説など諸説紛々だったが、著者がこの本で述べられるとおり頌徳像説、すなわち生前の被葬者の姿を記念し讃える目的があるのは間違いないだろう。
    保渡田八幡塚古墳をはじめ豊富な事例が示されており、わかりやすいとおもう。