ヤマザキOKコンピュータのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
投資家である著者が、投資に対する考え方を語った一冊。
タイトルだけ見ると少し挑発的だけど、内容としては「投資をどう捉えるか」という思想や姿勢の話が中心だった。
特に良かったのは、序盤で著者自身がパンクロックに青春を捧げてきたこと、そして今もなおパンクの精神を自分の生き方の根底に置いていると語っていたところ。
そのおかげで、後半以降に語られる投資観――既存の価値観に流されず、自分が良いと思うものを信じて支える姿勢――が、単なる金融論ではなく、その人自身の人生観として自然に理解できた。
投資というと、いかに儲けるかや再現性のあるテクニックの話になりがちだけど、この本ではむしろ自分が応援したい未来にお金を流すという感覚が強調されていたのが印象的だった。
自分が良いと思う企業や活動にお金を預けることで、その企業が少しずつ社会を良くしていくかもしれない。
お金が流通することで景気が動き、未来が少し明るくなるかもしれない。
そういう個人でも社会に参加できるという感覚を、投資を通じて語っていたように思う。
内容自体はかなり初心者向け。
金融知識の導入としてはわかりやすい反面、すでに投資経験がある人や、実践的な金融知識を求めている人には少し物足りなく感じる部分もあると思う。
ただ、この本の価値はテクニックよりも、なぜ投資するのかという思想の部分にある。
単なる資産形成の本ではなく、生き方や価値観と投資を結びつけて語っているところが、この本ならではの魅力だった。 -
Posted by ブクログ
投資に興味はなかったが、やってみてもいいかなと思った。おもしろかった。短いので1〜2時間くらいで読める。
著者はそのつもりないだろうけど、自己啓発本としても読める。
タイトルだけ読むと、「お金をちゃんと稼ぐことで、くそつまらない未来を変える」という話に思われるかもしれないが、そうではなかった。
日々お金を稼いで使っているけど、その使い方や保存方法ですら、自分達の社会に影響を及ぼしているよね、だから、稼ぐことだけではなく自分の意思表示及び自立の手段をまず見直そうか、という話。
どうやって株で儲けるかというのではなく、好きな会社を応援したいとか、普通に銀行にお金預けることに疑問を持った、とかなら株を買う理由としてよく分かる。著者の言うとおり、株の値動きで一喜一憂したくないから。それはしんどい。リスクの分散と考えるなら、やってみてもいいですね。
著者はパンクスというが、こんなしっかりした人なんですね、パンクスというのは。ぜったいもっといい加減なパンクスもいるだろうが、まぁそのあたりも本書で言及されていて、パンクの定義は人それぞれだ。「自分でやる、そしてそれは誰でもやれる」といったところが著者のパンクスとしての信条らしいが、それをちゃんと考えると社会の持続可能性などにも繋がる。これ、たしかに言われてみればそうやなと。
なんかSDGsとか、意識高い人が意識だけ先行して言いがちで実践が伴わないじゃないか、とか思いがちなんですが、(著者のような)パンクスたちは日々とにかく実践しているのでしょう、手近にできることから、自分で。それはすばらしいことと思う。
香山哲の表紙に惹かれて買いました。 -
Posted by ブクログ
メモ
do it yourself . anyone can do it の精神で、
食べる物
住むところ
遊ぶ人会う人
趣味
投資先
など
自分の過去のエネルギーの塊であるお金と時間の使い方を
自立した精神で自分の納得のいく形で使っている
だけど、それが行き過ぎた形の例えば山に籠って住むところ食べるもの全部自給自足、みたいな極端な生活にはなっていない。
あくまで資本主義とのバランスの取り方自分の生活の自分のマインドとのバランスの取り方の自身の一例を紹介している。
自分にとっては、
ニトリだって便利だし、マックだって、ドトール、スタバだって便利だ。
だけど、その結果そんなお店ばかりを作っていくことになるのは自分なんだと、
行きすぎるなよ、と警鐘を鳴らされた気分。
少し、立ち戻ろう。と思った。
メモとしては、
・自分の銀行の貯金が軍事企業への投資に使われている可能性があること。例えば郵貯だと、8割程度が国債で、国債のポートホォリオの何%は軍事企業で、結果1.5%が使われていることになるらしい。
・投資先を選ぶ時には、自分が応援したい会社に投資することで、その思想、サービスが世界に広がる一助になりたい、という素直な気持ちで選ぶことも大事な基準だ。
値上がりを選ぶのであれば美女コンテスト的に自分以外の人の人気投票だけど、本当に発展してほしいという願いから来る場合には、その限りではない。 -
Posted by ブクログ
文章の表現が軽すぎて苦手なタイプではあるものの、少し読み進めればわかりやすい表現に共感できる。
お金に対する考え方に焦点をあてると、こんな風に話しを展開できるんだなぁと。
昔々の貝殻あたりから始まった制度が今のお金であって、形を変えて今や電子まで出てきて…とお金の話しがテンポよく頭に入ってくる。
お金が腐らないことによる現代の問題点が結びつく内容にはお金の制度を変えれば解決しそうな気もして、希望がもてた。
イオンとかTwitterとか馴染みあるワードがたくさん出てくるのも、若い人や本が苦手な人にはとっつきやすそうな1冊。
子供たちの未来を面白くするためにも、いろんな視点から得られる情報を頭に入れて行動にうつしていきたい。