上出慎也のレビュー一覧

  • ユウキ

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    ネタバレ

    転校した娘の気持ちの理解に役立てばと思って手に取った一冊。メインで描かれているのは残された方の子どもの気持ち。そっか、そんな風に感じているのかと、まだまだみずみずしい子ども達の心に触れて、大人や親に出来ることは信じて待つことくらいなんだなあ。と改めて思い、根堀り葉掘り効くのは止めようと反省。待ってよく観察して、必要そうなら手を差し伸べて。いい修行。そういう意味ではほんと子ども達に感謝だなあ。

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    2025年03月02日
  • ユウキ

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    最初はあまり入り込めなかったが、真ん中過ぎからぐっと引き込まれて一気に読み終わった。

    私が勤務している学校も、転入転出が多い。
    男子でも女子でも、高学年の子にぜひ読んでほしい。

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    2020年11月20日
  • タイムチケット

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    キップ収集が趣味のマサオは、自分の誕生日が4月4日なので4が並ぶ昭和44年4月4日のキップを探している。ある日、タイムチケットと書かれた紙を拾ったことからマサオの冒険が始まる、夢のあるお話。

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    2020年08月08日
  • ユウキ

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    登場人物たちがみんな魅力的でした。
    転校する側、転校される側それぞれの気持ちがよく描かれていて、きっとどちらにも感情移入できるんじゃないかなと思いました。
    主人公は男の子だけど、女の子の悩みも描かれているので男女みんながきっとどこかで共感して、考えたりできる作品だと思います。
    私も小学生の頃のことを思い出しながら、懐かしい気持ちになりつつ、ハッとさせられる場面もありとても楽しめました。

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    2018年08月09日
  • ユウキ

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    一気に読んでしまいました。6年生の子どもの気持ちって単純なようで複雑。でも、自分のこと友だちのことクラスのこと…一生懸命考えてる。登場人物のキャラクターも魅力的です。中学1年の息子にこの本ススメるつもり。

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    2011年05月18日
  • ユウキ

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    ネタバレ

    小学校6年生。
    うちの子たちがいった小学校も転校生だらけだったが・・・
    実際、小学生で全く新しい環境に住むって難しいんだろうな。
    主人公は仲良くなった友達が次々と転校していく。
    そっちもつらいよなあ。
    口下手なというか無口な主人公の一人称なので読んでいる私にはその心情がよくわかって、なかなかよかった。

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    2020年02月09日
  • タイムチケット

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    ネタバレ

    思いがけず手にしたタイムチケットで過去にいき、子どものお父さんと友達になります。
    そこでの出来事で変わっていく様子に心温まります。

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    2017年08月25日
  • タイムチケット

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    ネタバレ

    タイトルそのまんま、切手の収集が趣味の小学生が不思議なチケットでタイムトラベルする話。このタイムチケットは自分で行き先の年月日が指定できるので、切符収集家として憧れの「昭和44年4月4日」を選ぶ。この話の「現在」は2006年。このチケットは時間は飛べても場所は移動しないので、37年前の自分の部屋へ飛ぶ。と、そこには10歳になる自分の父がいて、街に出ると昔ながらの商店街が並んでいて……という、子どもには新鮮で大人には懐かしい世界が広がっている。
    若干回顧モノ?という気がしないでもないが、この話が秀逸なのは過去と現在を非常にうまくつなげているところ。あの時のやんちゃ坊主が今では……とか、あの時のお

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    2014年06月01日
  • ユウキ

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    中学の入試問題としても取り上げられた児童文学作品。主人公のケイタは転入出の多い小学校に通う6年生。仲良くなってはその友が転校していってしまうということを何度も経験し、偶然にも仲良くなった友達は皆「ユウキ」という名前。そして春、「ユウキ」が転入してくる・・・せっかく仲良くなった友達が、家の事情で突然去っていくというのは子供にとってはショックだし寂しいことだ。ケイタがカズヤや、優希に対して素直になれない様がこの年代の少年心理がよく表されているなと思った。終盤にかけてのヨシカワの活躍がいい。読後がとても爽やか。

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    2013年06月13日
  • ユウキ

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    気になってた本
    やっと読めた~

    北海道の、転校・転入の多い小学校で
    主人公のいちばんの仲良しはいつも「ユウキ」という名前で・・

    今手元にないから引用できないけど
    なんとなくいい感じの文章(雰囲気)が随所みられる

    子どもたちの描写もていねい

    転校とか、いなくなる同級生とか
    せつない

    作者気付かなかったけど「鬼の橋」とか書いてるひとでした
    こういうのも書くんだな~

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    2011年08月25日
  • ユウキ

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    伊藤遊さんの本が若いころの自分は好きでしたね。

    とくにユウキはお気に入り。変哲もないストーリーだけど(児童書は大体そうであるが)なぜかひかれたんだよね。いまだに近代文学とかむつかしい(古臭い言い方)本を読み終わった後この本で息抜きをしております

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    2010年11月04日
  • タイムチケット

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    児童向け時間ものSFの入門編として、とてもよくできたお話。
    なにげに“存在の輪”のパラドックスがきっちり描かれていたりもする。
    パラドックスには完全に目をつぶって、タイムトラベルを単なる設定として取り入れるお話も多く、それはそれで面白いものもたくさんあるけれど、タイムファンタジーファンとしては、こうやってきっちりパラドックスを扱おうとする作品も好きだな。
    お父さんに出会うあたりはちょっとドラえもん風味でした。
    あと児童書としては、剣道の道場の大仏さんは、意外と鍵ですね。

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    2021年03月15日
  • ユウキ

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    転校してくる子どもはいつもユウキ。
    今度の転校生は初めて、女の子のユウキ。ユウキは占いができる不思議少女だった。

    読後に残るものがある。

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    2009年10月04日
  • ユウキ

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    サッカー少年・ケイタの前に現れる転校生は、いつも「ユウキ」。
    何回でも読み返したくなる大好きな本です。
    なんだか読み終えた後、心が温まる本です。

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    2009年10月04日
  • ユウキ

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    私自身は自分が転校生だったので、残されたものの悲しさがあまりよくわからなかったんだけど、この本を読んで「あー、こういうものなのかぁ」と思いました。
    去っていくほうも、見送るほうも、どっちにしろ、子どもの世界では「いま」がいちばん大切で、目の前にいない友だちはどうしても忘れられていくものなんですよね。
    でも、ときどきは思い出して、懐かしいような切ないような、うしろめたいような気持ちになる。
    子どもらしい淋しさが伝わってくる小説です。

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    2009年10月04日
  • ユウキ

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    僕の名前がタイトルってんでちょっとプラス評価。
    まあそれを差し引いても児童文学として結構優れているのではないかな。最後のオチは「なんじゃそりゃ?」だけど、続編やスピンオフ作品も作れそうな感じで、たっぷり内容がつまっている印象。

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    2014年09月30日
  • タイムチケット

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    ネタバレ

    切符を集めているマサオにはどうしても欲しい切符がある。ある日「タイムチケット」と書いてある紙を拾ったマサオが、その切符を売っていた日づけを書き込んでみたら、なんとタイムスリップしてしまった・・・・
    子どもの頃の父親に会い、父親が今の職業についたきっかけを知ることで成長していくというありがちな展開ながら、父親の年代が自分とかぶっているので妙に懐かしかった。

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    2011年04月22日
  • タイムチケット

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    タイムチケット(書いた日時に行ける)を手にしたマサオの物語。
    ワープ先では、欲しかった切符を手に入れるために奮闘する。子どもの頃のお父さんに会ったり、猫を助けたり・、剣道を体験したり・・・
    それらが、今の時代に戻ると、何らかの影響を及ぼしているわけだ。

    至って想像通りの展開だったけど、児童文学だとこんなものなのかな。

    中学年程度の漢字あり。難しい漢字にはふりがな。
    字が小さいため、小4くらいから。

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    2011年02月02日