【感想・ネタバレ】タイムチケットのレビュー

あらすじ

マサオは、珍しいキップのコレクションをしている。昭和44年4月4日という4並びが究極のターゲット。そこで、偶然拾った「時間旅行への招待状」に遊び半分でその日付を書きこんでみると、なんと、一瞬のうちに過去に到着! いろんな人に出会い、思いもかけない体験をするうち、4時間というタイムリミットはぐんぐん迫る。ああ、もう、キップを手に入れる時間がない! スリリングなSF仕立ての中に、少年の純な思いを描く。

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キップ収集が趣味のマサオは、自分の誕生日が4月4日なので4が並ぶ昭和44年4月4日のキップを探している。ある日、タイムチケットと書かれた紙を拾ったことからマサオの冒険が始まる、夢のあるお話。

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2020年08月08日

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ネタバレ

思いがけず手にしたタイムチケットで過去にいき、子どものお父さんと友達になります。
そこでの出来事で変わっていく様子に心温まります。

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2017年08月25日

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ネタバレ

タイトルそのまんま、切手の収集が趣味の小学生が不思議なチケットでタイムトラベルする話。このタイムチケットは自分で行き先の年月日が指定できるので、切符収集家として憧れの「昭和44年4月4日」を選ぶ。この話の「現在」は2006年。このチケットは時間は飛べても場所は移動しないので、37年前の自分の部屋へ飛ぶ。と、そこには10歳になる自分の父がいて、街に出ると昔ながらの商店街が並んでいて……という、子どもには新鮮で大人には懐かしい世界が広がっている。
若干回顧モノ?という気がしないでもないが、この話が秀逸なのは過去と現在を非常にうまくつなげているところ。あの時のやんちゃ坊主が今では……とか、あの時のお姉さんが今でも若いまま?と思ったら娘さんだったり、時間の流れと人々の変化をつなげてみせることで、読者の視野がぱっと広がる感じがいい。

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2014年06月01日

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児童向け時間ものSFの入門編として、とてもよくできたお話。
なにげに“存在の輪”のパラドックスがきっちり描かれていたりもする。
パラドックスには完全に目をつぶって、タイムトラベルを単なる設定として取り入れるお話も多く、それはそれで面白いものもたくさんあるけれど、タイムファンタジーファンとしては、こうやってきっちりパラドックスを扱おうとする作品も好きだな。
お父さんに出会うあたりはちょっとドラえもん風味でした。
あと児童書としては、剣道の道場の大仏さんは、意外と鍵ですね。

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2021年03月15日

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ネタバレ

切符を集めているマサオにはどうしても欲しい切符がある。ある日「タイムチケット」と書いてある紙を拾ったマサオが、その切符を売っていた日づけを書き込んでみたら、なんとタイムスリップしてしまった・・・・
子どもの頃の父親に会い、父親が今の職業についたきっかけを知ることで成長していくというありがちな展開ながら、父親の年代が自分とかぶっているので妙に懐かしかった。

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2011年04月22日

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タイムチケット(書いた日時に行ける)を手にしたマサオの物語。
ワープ先では、欲しかった切符を手に入れるために奮闘する。子どもの頃のお父さんに会ったり、猫を助けたり・、剣道を体験したり・・・
それらが、今の時代に戻ると、何らかの影響を及ぼしているわけだ。

至って想像通りの展開だったけど、児童文学だとこんなものなのかな。

中学年程度の漢字あり。難しい漢字にはふりがな。
字が小さいため、小4くらいから。

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2011年02月02日

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