「内面が足りない人は言葉が乱雑であり、
心に主観がない人は言葉が空虚である。」
本書の観点の章の一節です。
有名人でも身近な人でも、「この人は自分の言葉でちゃんと話せる人だな」と感じる人がいて、そうでない人と何が違うのかよくわからなかったのですが、本書を読んで「その人なりの観点を持っているか」が言葉に表れているんだな、ととても腑に落ちました。
あとがきでも触れられていますが、韓国発の本書が日本の文化の中でどう捉えられるか、ということについては、個人的にはとても共感する部分が多かったです。いいものは、いい。