杉岡幸徳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「奇食」の定義は曖昧です。
その文化を理解しない人から見れば、「あんな
ものを食べるなんてクレイジーだ」とお互いに
理解し合えることはありえないです。
国ごとの食文化はその典型です。
世界を見渡せば、奇食=ゲテモノ的なものを
食べる習慣なんていくらでもあります。
日本の刺身だって、欧米人からすると「生の魚
を食べるなんて」という時代もありました。
しかしこの本では著者自身が試すことができる
身の回りの奇食に限定しています。
探検家であれば世界の奇食にいくらでもチャレ
ンジできますが、日本で普通に生活していれば
妙な食べ物を取り寄せるのは、なかなか難しい
です。
つまり日本でも食することができる「奇食」に
トライしているのです。
秀逸は「世界で最も臭い食べ物」と言われてい
る「シュールストレミング」を取り寄せた下り
です。
実は「シュールストレミング」は単なる缶詰で
すが、航空便では輸送ができないらしいです。
その理由は缶詰の内部にガスが充満していて、
気圧の低い航空機内では爆発する恐れがあるか
らとか。
あの手この手でなんとか手に入れた「シュール
ストレミング」の味の感想は。
それだけでも満足できる一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ漢字の学習のために読む本ではない。漢字の形をアートたまにはパズルや風刺画、古代の人の考え方を鑑賞する漢字エンターテインメントである。多分、本書でしか出会えない漢字がほとんど。そして、レアな漢字を知っても、明日の朝にはきれいさっぱりと忘れていると思う。そして、忘れても私の人生で困ることは一つもない。紹介されている漢字が戸籍統一文字になっているものがあり、実際に人名で使っている人がいたら会ってみたいと思う。「虎」という字が左上に、「虎」を上下逆さまにしたものをそれの隣に置き、下に「見」を書く「なび-く」という文字(戸籍統一文字番号397560)があるが、本当に登録されていた。
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Posted by ブクログ
知ってるか知らないかで教養が試されるものもある。
記憶に残る書き方がされていてよかった。
死語が紹介されているだけかと思っていたが、そうではなく、死語の中でも現在も使われている言葉もあり、それらは時代、世相を表すトレンド言葉など。
終始、ユーモアを交えて紹介されていた。
昭和世代と仕事をするならば、教養の一つとして知っておくとよい言葉もある。
夏目漱石が「坊ちゃん」で使っていた言葉が俗世でも使われていたという言葉もあるため、一見変な言葉を知っているように見えても、教養がにじみ出る。
私自身は平成元年生まれだが、これまでの人生で出会ってきた自転車置き場の管理のおじいさん、警備室のおじさんなどと会話をしていて言われたことのある「聞いたことがない昔の言葉」がここに出てきていて、やっと理解した次第。
同様に言葉を紹介する本で大和言葉を紹介している書籍も読んだことがあるが、単語帳のように五十音順に並んでいるのみで、記憶に残りにくかった。
それに比べてこの本は、記憶に残りやすく、世代を超えて楽しめる。 -
Posted by ブクログ
なんて奇妙な・・・だが、これらは実在する漢字だ。
これら468の漢字が存在するかを、分かり易く解説する。
・はじめに ・世にも奇妙な漢字の世界へようこそ
・本書の見方 ・知っておきたい用語 ・書体の変遷
第一章 形が奇妙な漢字 第二章 読み方・意味が奇妙な漢字
第三章 アートな漢字 第四章 読めそうで読めない漢字
第五章 動物の漢字 第六章 何かがおかしい漢字
第七章 何故奇妙な漢字が存在するのか
・おわりに COLUMN、索引、主要参考文献有り。
漢和辞典に載ってる漢字の他、中国の金石文、古文、籀文、
篆字、本字、異体字、俗字、則天文字、戸籍統一文字、闕字、
「康煕字典」や「字鏡集」に登場する漢字など。
日本では、室町時代の「運歩色葉集」に登場する漢字や、
江戸時代の式亭三馬や恋川春町の本の中の創作漢字。国字も。
何だこりゃ?という字でも、ちゃんと意味があるのが楽しい。
また、漢字はあっても意味不明だったり、
則天武后が作らせた漢字が何ともアートだったり、
江戸時代の創作漢字は面白いし、国字はえ?な感じがする。
解説がツッコミ主体なのはご愛敬。
字と意味の違いの差には、ぼやきたくもなるでしょう。
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