スペースオフィスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
翠さんの本棚から。
去年、狂言と能を観に行く機会があったのだけど、この本は絶対に先に読んでおくべきだった!
私みたいな素人にもしっかりわかるよう、易しい言葉とマンガで説明されていて、ぐっと敷居が下った感じ。(マンガの画風も好み♡)
どうしても眠たくなったら、寝ちゃってもいいよという優しさも。能の謡やお囃子は心臓の音に近く、α波が出るのだとか。一種の瞑想状態?
こないだ指揮者の佐渡裕さんも全く同じ事を仰っていて、「夢うつつ」もOKなんだと思った。
鑑賞した演目もいくつか載っていて、復習になったのも良かった。
また観に行きたいなという気持ちになる本だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ昔高貴な人々や武士などが楽しんだ能と狂言を知る。能は死後の世界で苦しみ、悲しみ(内向き)を表し、狂言は生の世界で喜びや風刺(外向き)を表す、と言う。現代の舞台は檜作りでマイク等は使わない。正面の壁は老松の絵で神様が降臨するとされ、舞台の前は白州敷き、登場する廊下は行きは少し上り坂でこの世に、帰りは下りであの世と表す、と言う。能楽での台詞は昔言葉だが、現代は画面で説明(字幕)がある。基本的に前場(前半)と後場(後半)で主人公が後半に変身、最後に成仏するストーリーになると言う。楽しみ方については、「あらすじ」や「典拠」を予習し流れを知る。作り物に注目し、夢の世界を体感。歌を味わい舞を楽しむ。主な演目は:
・土蜘蛛(アクション系舞う蜘蛛の糸)
・葵上(恋のライバルは似たもの同士、鬼となった御息所に心が震える)
・黒塚(安達原の鬼女が出る、見てはいけない約束の裏側)
・小鍛冶(神様と作るのはどんな剣)
・羽衣(疑う心は人間の本性、舞の美しさを堪能できる名曲)
・鉄輪(前夫への恋しさ恨めしさを募らせ鬼になることを選んだ女)
・石橋(歌舞伎「連獅子」 獅子を表現する音楽と動きに注目)
・清経(繊細な男子の人生は戦いに消え、どこまでもすれ違う夫婦の想い)
・殺生石(ダイナミックな演出、九尾の狐の進化系は恐怖の石)
・鞍馬天狗(義経が英雄に成長する以前の物語 笑笑登場する子が可愛い)