アラフィフの映画監督と若手のイケメン俳優という年もタイプも違う親子と言ってもいいくらいの二人がクラフトビールを求めていろいろな店に行くグルメと友情(?)のお話の第一巻。
編集中の作業を終えた高田頼道(たかだよりみち)は逸る気持ちを抑えつつある場所に向かっていた。
部下からは愛人でもいるんじゃ
...続きを読むないかと疑いをかけられていたが彼は今をときめく人気イケメン俳優の藤田アランと待ち合わせをしていたのだった。
仕事を通じて出会った二人はビア活と称して定期的にいろんな店に足を運びビールと食事のペアリングを楽しんでいる。
しかしかつてのアランはどちらかというとお酒が弱くビールは苦手な飲み物だった。
ワークショップでたまたまあこがれの人である頼道に出会いなんとかつながりを持ちたい彼は頼道がビール好きだったことからそれについていくことになりそこで勧められたビールが今までの概念を覆すくらいおいしいものだったことがこのビア活のきっかけだった。
そしてアランはそれにより頼道に恋をするのだった。
お酒もビールも苦手で知識のない自分にとってはあまり縁のない世界なのでアランと同じ目線で見れるいい作品だった。