赤坂パトリシアのレビュー一覧
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不登校に悩むゆきの16歳と『魔女』を名乗るニワトコさん、ネコばあさんことキワコさんたちの交流の物語。
毎回、料理が出てくるのでお腹がすく。
ニワトコさんはイギリス人でも見た目が日本人。父親が日本人なので、イギリスで日本料理を作るために奮闘した父親のレシピを知っている。
母親の過干渉に苦しむゆきのは...続きを読むPosted by ブクログ -
母と娘、お互いを思っているのにすれ違う感じ
共感しました
若い頃、声を出さずに耐えていた時にさり気ない言葉に
「見てくれている人がいたんだ」って思えて
込み上げてきたのを思い出しました
食べ物について、丁寧に書かれていたのも魅力的でした
部活の大会や、運動会の時に母が作ってくれた
ここぞって時の...続きを読むPosted by ブクログ -
母と娘の『思いやり』の方向性の違いは身に覚えがありすぎて 胸が痛い場面もあるが、自分の中に閉じ込められた主人公が 第2の居場所で過ごす時間が心地よくて、外出自粛の時期に一服の清涼剤となった。装丁もやわらかで 手と目に優しい。Posted by ブクログ
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主人公が学生時代の私と重なって、気づいたら応援しながら読み進んでいた。
自分の居場所を見つけられないとどうしても苦しくなってしまうけれど、きっとどこかには安心して過ごせる場所がある。
それを改めて気付かされ、勇気をもらえた。
例え家族であっても、成長とともに昔と変わらなかったら難しい事もあるかもしれ...続きを読むPosted by ブクログ