デヴィッド・ロバート・グライムスのレビュー一覧
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この本は,批判的と言いますか,なぜ分析的思考が求められるのか,必要なのかを,実例を織り交ぜてまとめられた本です.ちょっと量が多いのですが,分析的に考えるには,どのようなアプローチがあるかが述べられています.
人は誰でも,何かを信じようとする(信じたがる)ところがあると思います.
その中で,あえて疑い...続きを読むPosted by ブクログ -
今、社会はさまざまな情報で溢れている。
SNSの普及により誰もが発信源となりうる。
それゆえ、情報の中には根拠のないもの、誤ったものなど迂闊に信じるとよくないものもある。
人間は自分の好きなもの、都合のいいものだけを見聞きし、
嫌いなもの、都合の悪いものには気づかないふりをしたり、
或いは攻撃的に...続きを読むPosted by ブクログ -
心理学の講義でも出てくる事例だったり言葉が多く読みやすかった。ただ、なるほど!と思っても全てを覚えていられない程沢山の濃い内容で、定期的に読み返さないと思考が惑わされている事に気が付かなさそうです。Posted by ブクログ
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霊能者や占い師の手口、メディアの情報操作、科学者でさえ陥ってしまう思考の罠など、世の中に紛れている嘘や勘違いを見抜く力を養える一冊。
批判的思考がなぜ必要なのかが知りたい人は是非一読する価値はあると思う。Posted by ブクログ -
読み応えのある、分厚い本でしたー(笑)
自分で考える重要性がよくわかりました。
疑う!って大切なんですね。
「ん?本当に?」と、考える癖をつけたいですねー。
ぜひぜひ、読んでみてください。Posted by ブクログ -
エセ科学やフェイクニュースに惑わされずに自分で考えるにはどうすれば良いか?
最近の事件を多く題材に取り上げ、それをもとに必要な思考の基礎を教えてくれた。Posted by ブクログ -
読みやすいけど難しい、わからない単語が多くその都度調べると読むのに時間がかかる。かといって読み飛ばせるような薄い内容ではない。
第三部〜Posted by ブクログ -
■著者が扱っているメインテーマ
嘘に操られないための批判的思考とは?
■筆者が最も伝えたかったメッセージ
証拠や論理によらない結論には、疑問を持って矛盾をクリアしていく過程。
■学んだことは何か
現代社会は、ネットにより何らかのバイアスがかかった情報であふれかえっているので、
それから自由になる...続きを読むPosted by ブクログ -
人間を他の動物と分けるものは、「思考力」だ。何が正しく、何が嘘かを見抜き、判断を下す。──はずなのだが、実際は人間は情報を読み間違い、だまされ、偏見や無知によって、誤った判断を下しがちだ。なぜこのようなことが起こるのか?物理学者でガン研究者、科学ジャーナリストとして、あらゆる種類の間違った判断を見て...続きを読むPosted by ブクログ