笹生那実のレビュー一覧
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購入済み
薔薇はシュラバで生まれる
別マや別フレ…なんて懐かしい!今も大活躍されている先生方のパワフルさと面白さとシュラバがあってこそ、ワタシの人格形成のひとつになったんだろうなぁ。昔も今も漫画まみれということはなんて幸せなことだろう‼︎
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ネタバレ今読んでいる本が、ちょっと年明け最初にしては物騒な内容なので、買ってからずっと読みたくて我慢していたこの本を。
もう、読んでいてわくわくがとまりません。
美内すずえ、くらもちふさこ、三原順、樹村みのり、山岸涼子等のアシスタント経験のある作者。
アシスタント仲間として、槇村さとる、倉持知子、浅川まゆみ、夢野一子、小野弥夢等々。
その他勉強会やら通りすがりやらでかかわった漫画家、市川ジュン、和田慎二、原ちえこ、名香智子、はざま邦、はやせ淳、柴田昌弘、長岡良子、あさぎり夕、木原敏江等々。
登場メンバーが豪華すぎる。
そして「ガラスの仮面」、「はみだしっ子」、「蘭丸団シリーズ」、「天人唐草」どれも -
購入済み
70年代の子供には◎
いやぁ〜スゴい!何がスゴイって、アシをしたのがそうそうたる漫画家の皆さんな上に、それぞれの漫画家さんの絵柄そっくりに作中の絵を描かれていて、好きな人には堪りません!
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Posted by ブクログ
今ではなかなか読む機会のない漫画や漫画家が多く登場するが、美内すずえの『ガラスの仮面』が好きな人にはぜひ読んでもらいたい。この本を読むと、『ガラスの仮面』が現在も続いているのは改めてすごいことだとだし、時空が歪んでいる!?と不思議な気持ちになる。有名作品の創作の裏話も多々あり、リアルタイムで70年代の少女漫画を読んでいた人にはたまらない本だろう。これまで読んだことがなかったが、山岸凉子やくらもちふさこはぜひ読んでみたいと思った(くらもち作品の渡辺くんのビジュアルには爆笑してしまった)。萩尾望都は本人が登場しなかったのは残念だったが、レコードを出していたとは驚きだった。
今では漫画を描くのもデジ -
Posted by ブクログ
70年代のそうそうたる少女漫画家のアシスタントとしてシュラバを経験した筆者が、当時を振り返った漫画。
美内すずえのアシスタントから、くらもとふさこなどとアシスタントをしていたなんて、とんでもなく貴重な体験。
カンズメのアシ仕事は過酷だけど、とても充実して楽しそうな様子など、まさに青春という感じ。
また当時の少女漫画家たちのトリビア系のネタも面白い。
例えば、
・漫画の勉強会を横浜大さん橋で集まって勝手に使っていた。
・山岸涼子が「天人唐草」を「ああ、これ・・・描きたくないわ」といいながら描いていたこと。そののち転機になった漫画だけに、なるほどとうなづける。
・美内すずえ先生のつぶやき -
Posted by ブクログ
くらもちふさこ先生や美内すずえ先生など、大御所漫画家さんのお人柄や若き日の修羅場エピソードを当時のアシスタントさんの目線から描いた作品。
レビューを見て気になり、読んでみました。
私はこの作品に出てくる漫画家さんの作品をあまり読んだことがないのですが(『ガラスの仮面』を数話読んだくらい)、少女漫画がうんと低くみられていた時代に、真摯に作品作りを続けて、今の少女漫画の礎を築き上げた方たちの凄さと、当時の作品作りの現場の真剣ながら楽しそうな様子などが伝わって、読んでいて楽しかったです。
美内すずえ先生が「月影先生、いつも同じ黒の長袖で夏場は暑そう」と言ってらしたというエピソードに笑ってしまいま -
Posted by ブクログ
作者は1970年代に美内すずえ先生ほかのアシスタントを務められ、後に三原順先生の著作復刊にも貢献された方です。本作にはお二方のアシスト時のエピソードにもページが割かれています。
かの時代の少女漫画アシスタントの現場の雰囲気は、当時の漫画家さん自身による近況報告や単行本のおまけページ、あるいは同人誌などでは描かれていましたが、本作のようにアシさん側の立場から語られた「商業作品」(ここ重要)は恐らく少ないのではないでしょうか。
レジェンドな作家さん方へのリスペクトだけでなく、同じ時代を生きた戦友かつ仲間としての意識が感じられ、いずれの思いも押し付けがましくなく自然なので、読後感が半端なく良いです。 -
Posted by ブクログ
これはもう、70年代に少女漫画を読みふけっていた人にはたまらない一冊。少女漫画が大きく花開いていった時期に、今では大御所となった先生方の若い頃、掛け持ちのアシスタントをされていた著者による回想で、おおーっというエピソードがてんこ盛りだ。
著者自身も漫画家としてデビューしたが、自作は描かなくなり、アシスタントとして様々な作品に関わってこられたそうだ。登場する顔ぶれがすごい。美内すずえ先生をはじめ(以下敬称略)木原敏江・三原順・樹村みのり・山岸涼子・くらもちふさこ・槙村さとる…、私が読んでいた「別マ」系の方が次々出て来て、うううっ感涙ものであった。オマケに先生方の姿がそれぞれの絵柄で描かれている -
ネタバレ 購入済み
ありがとう!夢中になったあの頃
まさに私の世代、面白いかった!
美内先生、山内先生、くらもち先生、
みんなあの頃夢中で読みました。
当時は作品の世界に入り込み制作裏のことなど想像することも無く、また教えてもらっても、悪く言えば余計なお世話だと思ったでしょう。(ごめんなさい)
でも、今回何十年かぶりに懐かしい作品を思い出しながら、当時の様子を知ることはなんと楽しいことでしょう、
久々に会った大好きな友人達と大声で笑いながら昔話しをしている様でした。
先生やアシスタントさん達には会った事も無いのにそんな風に思うなんて、当時の漫画が今も心に深く残っているからでしょうね。
作者の笹生先生のお話も漫画も楽しく
あっと言