多賀洋子のレビュー一覧

  • ふたたびのゆりかご アルツハイマー型認知症の夫と笑い合う日々

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    認知症、アルツハイマー病などの対処は、早期検診、発見し、治療することだというが、本人との疎通は難しい。MRIを撮影することの重要性は、本人、家族にとっても次なるステップを思考する上で重要である。現代は漸く薬が開発され、完治はないものの近未来に期待できる分野となっていることも知っておくべきだ。だから早期発見で完治できる可能性を本人も自覚し、認知症とはどんな症状なのかを家族が知っておくべきだ。また、本人にとっては、本書にある、デイサービスでの仲間と生きがい(本人にとって何か役に立つことができる)を見つけることが大切だと言う。

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    2025年11月30日
  • 認知症介護に行き詰まる前に読む本 「愛情を込めたウソ」で介護はラクになる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    実際にご主人の認知症介護をなさっていらっしゃる方の体験談ということもあって、かなり納得させられながら読み終えた・・・・そんな印象です。 

    特に母の様子を間近に見ていると、ただ単に「半端じゃない物忘れ」という症状以上に、母が抱えているだろう「不安感」「混乱」「失望感」といったものをヒシヒシと感じずにはいられず、かと言ってそれにどんな言葉をかけてあげればいいのか、どんな補助をしてあげればいいのかには正直かなり悩まされていたので、この本で挙げられる一つ一つの例を母の状態に置きかえて「あの時の母のあの反応はこれと一緒かな?」とか「なるほど、こういう対し方をすれば変に母の神経を逆なでしないで済むのか」

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    2012年12月21日