髙木晴夫のレビュー一覧
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行動経済学の講義をライブ方式で記載されているので、非常にわかりやすい内容でした。
名古屋商科大学の授業のエッセンスが詰まった非常良い本です。
授業を文字起こししてるので、読んでから授業を受けると、授業の良さ著しく低下するので、
名古屋商科大学ビジネススクールに入学したいと思っている人は授業終了後の復...続きを読むPosted by ブクログ -
思った以上に面白かった。実況中継?とスタイル出来にちょっと懐疑的だったが、会話の内容が実践的で十分実ビジネスとの関連性もあったように思う。セオリーを知ることは本当に重要、でもそれを踏まえて考えることこそが、実学なのだろう。そして出来れば議論してみること。当たり前と言えば当たり前だが、そんな場は会社に...続きを読むPosted by ブクログ
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行動経済学について、実際の授業をベースにした構成がとられており、リアリティがあった。
脳の中で「知覚」、「感情」、「直観」といったことにより最初に動かされるシステムを「システム1」と呼び、これは努力しなくても、自動的に素早く立ち上がる。
一方、もうひとつの部分は分析や推論といった脳の活動に伴って...続きを読むPosted by ブクログ -
専門書でありながら、とても面白く、分かりやすかった。
人のシステム1はバイアスだらけで、まともに判断してる気になっていることに、時折差し込まれているクイズを通して実感した。ビジネスケースもとても面白かったし、考えさせられた。
人って面白いな、と思いつつ、人を相手にビジネスする際にこの行動経済学的知...続きを読むPosted by ブクログ -
フレームワークの個別の解説だけでなく、立てる戦略に対してどのフレームワークを使えばいいのかが解説されていてわかりやすかった。また、実践的なケースメソッドでフレームワークを複合した解説(製造業と物流業にみるPLCと5Fの組み合わせ、成長期には製造業の交渉力が強まるなど)は、学びの定着に大いに役立った。Posted by ブクログ
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ビジネスモデル・キャンバスを主とした分析。
ビジネスの全体像を俯瞰するための道具。
事例が身近で分かりやすかった。Posted by ブクログ -
【星:4.0】
経営戦略、マーケティング学び始めの私にとってはなかなか良い内容だった。
タイトルのとおり、名商大ビジネススクールのMBA授業の実況中継である。
最初に経営戦略・マーケティング基礎知識、その知識を実際に使って覚えるためのケーススタディという2部構成となっている。
経営戦略・マーケテ...続きを読むPosted by ブクログ -
マスマーケをやっている時、MBAで習ったターゲティングってなんで必要なのってすごい思っていたけど、マスを狙う場合は顧客ニーズをフルカバレッジする必要があるので、ターゲティングはあまりしない方が良いというマクドナルドのケースを見て、疑問が腹落ちした感じ。
逆にフォロワーやニッチャーが差別化やターゲティ...続きを読むPosted by ブクログ -
・「実現可能性」、「市場性」、「持続可能性」を意識しながらビジネスモデルを構築する。
・数十年後のビジョンを語りつつ、そこからバックキャストして、来年の打ち手を提案する。こうすることで、説得力のある提案ができるようになる。
・現在の打ち手の意味というのは、未来から見ないと見えてこない。ただ目の前のこ...続きを読むPosted by ブクログ -
研究的ではなく実践で留意しべき粒度で、ビジネスモデルをどのように考えていくのか、わかりやすく、応用が効く知恵をもらえる。
著者の小山龍介氏はビジネスモデルキャンバスを拡げた立役者の一人である。
その本人がどのようにMBA講義で使っているのか、新しい題材をもとに実況している。
これは2年後や3年後にま...続きを読むPosted by ブクログ -
顧客がシステム1に動かされているとき、ビジネスはどのようにそれをマネジメントすべきか?
①ビジネスとしては、顧客のシステム1を知ろうとしなければいけないということ。
②顧客がシステム1で動いている際には、顧客のシステム1へのアプローチが必要だということ。
③顧客の自由と尊厳を大事にしようということ。...続きを読むPosted by ブクログ -
■良い点
・頻繁に使用するフレームワークと使いどころを体系的に学べる
・ディスカッションがそのまま書籍化されていて、臨場感がある
■イマイチな点
・ケースを基に「次の一手」を考える問いがなく、議論を経て不十分な情報から意志決定をくだす、MBA の醍醐味の部分がない
・結果として、長文読解的な内容に...続きを読むPosted by ブクログ