小川悠介のレビュー一覧
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「ドラゴンボール」や「SLUM DUNK」の例を挙げる
までもなく、日本の漫画はクールジャパンなどと
いう言葉で世界の誇る文化として確立されている
と確信する人が大半だと思います。
しかしこれがかつての半導体や家電のように、
気がついたら世界の潮流から取り残される事態に
陥る危険性をはらんでいることを、どれだけの人
が知っているのでしょうか。
その危機の萌芽は最近よくスマホで見かける縦読み
の漫画です。
「ああ、あれね。そういえば広告で見てなんとなく
読んだことがあるなあ」と思うのは日本の漫画、
つまりヨコ読みに慣れている「大人」です。
デジタル世代の若者にとって、今やこのタテ読み
がスタンダードなのです。そして世界の大半は
このタテ読みが主流になりつつあるのです。
しかし日本の漫画を扱う大手出版社は、最大の
収益源である紙印刷の単行本をヨコ読みかたタテ
読みにシフトする方針はないそうです。
なぜならタテ読みは、話も単純であり作品の中身も
似たような世界観ばかりであり。単行本になっても
売れない中身であることが理由だそうです。
「あれ?この話ってどこかで聞いたことがあるな』と
思った方、そうです。ガラパゴスと言われた
ケータイと同じなのです。
果たして日本の漫画はケータイと同じくタテ読み
漫画というグローバルの波に飲み込まれてしまう
のか。
紙の漫画を読んで育った世代は必読の一冊です。 -
Posted by ブクログ
これから日本資本主義を変える仕組みはエンジェル投資のようなものでしかないと思っている。
その意味では気づきを貰える面白い書籍である。
エンジェル投資の中心となっているのは過去に事業に成功した起業家、金銭的に余裕のある芸能人、スポーツ選手、事業会社など。
特にスタートアップを経験した起業家は自身が経験しているため、投資先への目利きや事業に対するアドバイスができる点が大きなメリットになっている。
起業の一番の障害になるのはファイナンス。
失われた30年で起業がトレンドにならなかったのは、VCや銀行などがリスクマネーに投資できなかったことが理由であると思われる。
優秀な人材が起業ではなく就職に向かうことになり、本来新しい価値を与えるべきものを小さい世界に押し込めてしまったのではないかと考えている。
米国から周回遅れでようやくリスクマネーが集まり始めており、これから、淘汰も始まるフェーズになると思う。その第1章と考えるとこの書籍の意味もあると思う。 -
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将来的に起業をしたいという思いから、本書を読んでみました。
記者である著者によって、スタートアップ企業を取り巻く現状が分かりやすく書かれていて満足度は非常に高かったです。
まだまだ知名度が高くないスタートアップ企業や、実績も多い投資家、起業関連情報が、具体的な名前も併せて多く紹介されていたので、その情報をもとにさらに詳しく調べることができ、大変参考になりました。
面白い取り組みをしている企業も多く知ることができて、読んでいてわくわくしました。
また、本書に書かれていた「自身が受けた善意を次代に回していく」というペイフォワードの精神は今後も意識していきたいと思います。 -
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エンジェル投資とは近代的な投資手法(1970年代後半)であり、日本においては1990年代から始まった。
エンジェル投資は投資のため、リスクが生じる。ハイリスク・ハイリターンである。ハイリスクな点はいくつか理由はあるが、特徴的なのは、投資先の企業が倒産したりすることで資金が回収できないということである。ハイリターンは創業期に投資することで、株式を多く保有し、上場またはM&Aの後の株式価格で大きなリターンが得られる。だが、VCだろうが、アクティビストやら業界の人だろうが、そのエンジェル投資が成功する確率はかなり低い。そして、大体10年は上場に時間が掛かるため待ちの姿勢も必須である。倒産するかも知れないし、上場しても値崩れが起きるかも知れない。他の金融商品と同じで保証はされていない。相応の学習量と投資先の業界への理解や解像度、経営者の人格、定期的な財務状況、どのラウンドかを把握しておくことが重要だろう。どの業界へ投資をするべきか、そもそも10年後にその業界は衰退しているのか、成長しているのか自分の眼と判断で実行することだ。
著者は記者なので、本著では当たり障りない範囲でエンジェル投資とは何かを問い、どのような社会貢献し、経済が回るかを説明している。本著を手にとったということはエンジェル投資している、またはエンジェル投資というのはどういう存在なのかを知りたい、興味があるというところだろう。投資なので、回収はしなくてはいけない。だが、エンジェル投資というのは貸付でもなく出資なので、債務者、債権者という債務が発生しないので、投資先は返済する義務がない。その変わり、企業が上場したりM&Aしたらリターンを支払うよ、というものである。
何を投資で応援するのは自由だ。業種も様々だ。だが、エンジェル投資を食い物にする存在もいることを忘れてはならない。
エンジェル投資とは何かを知り、もしエンジェル投資するのであれば、自分なりにリサーチしてから投資をするといいだろう。
エンジェル投資を知る足掛かりとなる良書といえよう。 -
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ネタバレ【1.読む目的】
・エンジェル投資家ってそもそも何者?
・スタートアップの資金調達ってどういうふうに進むの?
そんな疑問を解消すべく読む。
【2.気付きや気になった点、面白かった点等】
・エンジェル投資家はビジネス界に身を置く人だけのシロモノではなくなっている(知らなかった、、)。
・流入する資金の量に起業家の増価が追いついていない。
→日本は比較的起業しやすい環境
→ただし、金融リテラシーのさらなる向上が望まれる。
・ファンディーノというサービス
・クラウドファンディングには四種類
①非投資タイプ(寄付型・購入型)
②投資タイプ(株式型・融資型)
【3.感想】
・エンジェル投資、スタートアップの資金調達方法やその周辺環境等自分の無知に気づかされた。
・スタートアップで働く友人に話を聞き、理解を深めようと思った。
・サラリーマン投資家が増えてるとのこと、自分も少額で初めてみようか。(ただし、現状流入資金に対するリターンは悪そうなので慎重に) -
Posted by ブクログ
・VCの収益モデルは2-20と呼ばれ、運用額の2%程度の管理報酬とイグジットによる元本超えの20%程度のの成功報酬から収入(2億のファンドならイグジットないと年400万※そこからオフィスやスタッフ人件費がかかる)
・VCは2018年に約260社で10年前の2.5倍
・CVCは2018年に63尺だが公表されていない社数を含めると100社は優に超えていると想定
・投資額は2018年で4481億円ある中でVCとCVCは約8割を占めており、特にCVCのほうが額としては大きい
・CVCの課題は投資に詳しい人材が足りていないこと
・エンジェル投資家と起業家をマッチングさせるプラットフォームは無かったが、ネットでのマッチングサービスも出てきた
・投資家がスタートアップの御用聞きになるケースもあり、両者の関係性は深くないと続かない様子。調達がしやすくなった環境だからこそか