エマニュエル・アルノーのレビュー一覧

  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

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    何年も前に読んで本だけど、いまだに気持ち悪さが鮮明に思い出せる本。
    くみさんが駅員に痴漢されました。って話すシーンが一番嫌い。
    声に出して説明するとなんでもないような、ちょっとしたことに感じられる、この現象はなんなの?
    私もストーカーが居た時に何をされたかを説明する時に同じような現象が起きて悔しかった。

    最低で最悪な本だけど、たくさんの人に読んで欲しい本。
    まじで気持ち悪くて、ストレスめちゃくちゃ溜まる本だけど、とても良い本。

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    2022年05月30日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

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    "生まれて初めて自分が性的なターゲットになっていることがわかった途端、言いようのない恐怖が私を襲った。"

    "痴漢問題は、痴漢加害者本人の問題なのだ。"


    ほんの一瞬の出来事でも、そのときの出来事は何年経っても鮮明に思い出せる程、痴漢は被害者にとって一生のトラウマとなる。
    痴漢に対して世間ではまだまだ誤解があり、被害者が泣き寝入りするしかない現状が日本社会には媚びっている。

    加害者が反省していようが、立派な社会人で家庭も持っていようが、関係ない。
    ほんの出来心で、少し触っただけとか言い訳にすらならない。痴漢は立派な犯罪。被害者が感じた恐怖と不快感は一

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    2021年02月04日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

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    何度も誰かが繰り返したことをもう一度伝えます。この本に書いてあることは全て“日常”で、“普通にあること”です。そんな国が平和なわけはない。フラッシュバックが起こる可能性があります。それくらいリアル。

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    2021年01月11日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

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    日本で日々繰り返し起きている「痴漢」の真実を、読んだ人は受け止められるだろうか?

    性犯罪と聞いてどんなイメージが沸き起こるか。多くの人がイメージするそれより、痴漢は軽いイメージになることは間違いないだろう。

    スカートの上からお尻を触られる、手がちょっと胸に触れる、素足を撫でられる…女性の中でもこんな想像で止まっている人がいるのだから、痴漢の被害者になることの少ない男性の想像はもっと拙いはずだ。

    12歳の少女・クミが6年間にわたって受けてきた電車内での痴漢は、そんなぬるい想像を激しく砕く。下着の中に手を入れられ、時には二人同時に前後から痴漢をされる。“世界一安全な国”では日々こんな卑劣な犯

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    2019年12月28日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

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    余りにも日常的な犯罪行為である痴漢。だが日本では身近すぎるせいなのか、はたまた性被害を軽く見ているせいか、余りにも痴漢という犯罪行為を低く見積もりすぎている気がしている。その割には男性側は女性による痴漢冤罪を過剰に恐れていて、痴漢冤罪被害から身を守るための対処法だけがネットに溢れすぎている。
    かく言う自分も痴漢冤罪被害を過剰に恐れた男性の一人であり、痴漢冤罪をかけられたらどう対処したらいいのか、とネットで調べていたことがある。
    だが、実際は痴漢冤罪被害は少ない。それより遥かに痴漢被害のほうが多いのだ。

    そんな痴漢の被害に遭った著者が過去の体験を”小説”というかたちで記したのが本書である。
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    2024年05月01日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

    Posted by ブクログ

    これがフランスで出版された時、フランスの人々はどういった印象を受けたのだろう。日本で育った成人女性である私は、もう完全に麻痺してしまっていて想像することすらままならない。
    私には"クミ"を可哀想がることすらできない。あぁ、あるよねって態度をとって陳腐なものにすることで、自分は傷ついて居ませんよと自分に思い込ませることしかできない。

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    2024年03月23日
  • 少女だった私に起きた、電車のなかでのすべてについて

    Posted by ブクログ

    著者が過去に被害にあっていた痴漢についての本
    大好きな母親からセカンドレイプを受けてしまうけどそれは痴漢についての認知の違いによるものだった。という所から知識がない事の怖さと、しっかり話し合って認識を擦り合わせることの大切さを知った。
    自分は痴漢にあったことがないしそれはもう昔の話だと思っていたけど、今も苦しんでいる人がいることを知って身体的というより心の傷としてずっと残ってしまうんだなって思った。性被害者に間違っても『あなたも悪い所あったんじゃない?』と言わないようにする。
    痴漢(chikan)がtenpuraとかと同じ感じで英語にした時、日本特有(?)なものというのも初めて知った、、恥ずか

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    2024年01月26日