中公新書編集部のレビュー一覧

  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史研究の最前線。古代から中世、近世、近代、現代とそれぞれの最新の研究結果。よくまとまってるし複数の著者による本当ながら文体にバラツキもなくぐいぐい読まされてしまう面白さ。

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    2019年05月01日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    面白かったし、勉強になったけれど、いくつか不満も。
    あまりに近代現代寄りで、バランスが悪い。筆者によりなんというか気合の入り具合?が異なる、などなど。相対的に中世と現代が良かった。

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    2018年11月13日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    各時代の専門家によるトピックの通史。今の通説がコンパクトにまとめられていてわかりやすい。特に今谷明の中世と大石学の近世はわかりやすくて良かった。
    現在の日本史を掴むのに適した良本。

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    2025年08月15日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    古代から現代まで知っておきたい29の論点を。「邪馬台国はどこにあったのか」「応仁の乱は画期なのか」「江戸時代は鎖国だったのか」「明治維新は革命なのか」「田中角栄は名宰相か」など、古代・中世・近世・近代・現代の29の謎に豪華執筆陣が迫る。

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    2022年01月31日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史の最新事情に基づく論点を網羅した本。

    通説ではない見方は、あらためて新鮮。
    歴史に関しては、基本書として教科書があるが、むしろ教科書よりもこうした論点解説や読書案内が適当なのではないだろうか、と考え読み始めた。時代ごとの概要が最初に書いてあり、ちょうど良い分量で日本史全体をたどることができるのはかなり重宝することがわかった。

    各章は、それぞれの専門家によって書かれている。
    ただ、あとからサブタイトルをつけたのか、論点が必ずしも論点になっていなかったりする。専門家がなぜそれを論点とするのかがもっとはっきり書かれているともっとよかった。

    古代
    邪馬台国はどこにあったのか
    大王はどこまで

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    2021年04月18日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    ネタバレ

    現在、注目されている日本史の論点についてまとめた本。

    日本史の研究は日々更新されています。新たな研究成果が出てくれば、それにより日本史の論点もまた変わっていきます。

    本書は邪馬台国から象徴天皇制まで、現在、論点となっている日本史の謎について、各分野の研究者が解説をしています。

    巻末には、日本史をより深く理解するための100冊も紹介されています。

    本書は日本史の流れを理解した上で読むと、日本史をより面白く感じることができます。

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    2021年04月07日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史の論点をその時代のスペシャリストが解説していく著作。

    歴史学入門編といったところか。

    大学1年生の時に出会いたかった…

    そうすれば、もう少し簡単にいろんなことを知れたのに…と思ったが…
    苦労したからいろんなものを覚えたのかと思うことにした。

    これは良著であると思う。

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    2021年03月06日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    5人の識者が、日本の歴史を古くから古代、中世、近世、近代、現代と分けて解説している内容だが、日本史というのは奥が深く、研究によって歴史認識が大きく異なってきているということを理解しました。
    特に現代論は身近な時代ということもあり、ここは史実に忠実な分、吉田茂や田中角栄の存在、象徴天皇制のあり方などが非常に興味深かったです!

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    2019年02月02日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    中公新書2500点を記念して出版された一冊。古代、中世から現代まで、5人の専門家が最新の学説を踏まえ論述されています。
    いつの間にか鎌倉幕府は1192年ではなく、「戦国大名」は「地域勢力」と呼ばれるなど、知識のアップデートの大切さを再認識しました。
    江戸時代に関する指摘は、特に示唆に富みます。

    従来の「江戸時代=封建制=農民は搾取される存在」は、マルクス・唯物史観。戦後の農地解放を進めるうえで、農村=封建制というフィクションを作る必要があった。江戸をはじめとする都市研究が進んだ現在では、農民の次男三男は都市にでて町民になるし、町民で豊かなものは侍株を買って侍になるし、逆に侍が嫌で俳諧師や医師

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    2018年12月12日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    本書は、古代(倉本一宏・国際日本文化研究センター教授)、中世(今谷明・帝京大学特任教授)、近世(大石学・東京学芸大学教授)、近代(清水唯一朗・慶応義塾大学教授)、現代(宮城大蔵・上智大学教授)のそれぞれについて、学会で注目されている最新テーマから歴史ファンが関心をもつ謎まで、29の論点について、それぞれの時代を研究する気鋭の研究者が解説している。
    取り上げられているのは、どれも日本史を考える上で興味深い論点ばかりで、日本史好きにはたまらない一冊である。これを読めば、日本史を古代から現代まで、一通り振り返りつつ、最新の学説についても理解を深められる。
    一方、こういうコンセプトの本の場合、自説は控

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    2018年12月07日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本の古代から現代までを倉本一宏氏(古代)、今谷明氏(中世)、大石学氏(近世)、清水唯一朗氏(近代)、宮城大蔵氏(現代)の5人の著者が分担して執筆した日本史論。新発見が相次ぎ、歴史の定説が覆る事がしばしば起きていますが、概論を知るには丁度いい一冊です。淡々と新たな発見と学説を紹介しているわけではなく著者の主張もだいぶ含まれているので、書かれていることが主流なのか亜流なのか判別が難しいところですが、少しでも興味を持った事柄を調べていく為の取っ掛かりにするには、本の紹介もあり最適かと思いました。

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    2018年12月06日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    古代、中世、近世、近代、現代と日本史を5つに分け、各時代ごとに第一線の学者が執筆。

    各時代5~7の論点で「邪馬台国はどこにあったのか」「元寇勝利の理由は神風なのか」「明治維新は江戸の否定か、江戸の達成か」「戦争は日本に何をもたらしたか」「戦後日本はなぜ高度成長できたのか」などツボを得た興味を引く題目だ。一項目6~10ページ位で最新研究も紹介しつつ自説を述べている。短いのでとても読みやすい。関心のある論点、あるいは時代のみ読んでもいい。

    近世は歴史ドラマの時代考証などで名前がでる大石学氏。

    「大名や旗本は封建領主か、それとも官僚か」では、大名は江戸生まれ江戸育ちで、国元は国家老がとりしきり

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    2018年10月04日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史の中で、識者によって意見が分かれている点などを、古代から現代までに分類し、それぞれの専門家が章ごとに執筆してい

    ます。確かに面白い論点ばかりで興味深く読ませてもらいました。
    特に近世以降は、現代につながる日本の特性が徐々に表れてきて、歴史の連続性・継続性を再認識しました。

    <目次>
    第1章 古代(邪馬台国はどこにあったのか
    大王はどこまでたどれるか ほか)
    第2章 中世(中世はいつ始まったか
    鎌倉幕府はどのように成立したか ほか)
    第3章 近世(大名や旗本は封建領主か、それとも官僚か
    江戸時代の首都は京都か、江戸か ほか)
    第4章 近代(明治維新は革命だったのか
    なぜ官僚主導の近代

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    2018年09月29日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    古代から現代まで、それぞれの時代の専門家によって、その時代の論点を上げて書かれています。論点に絞って歴史を学び直すことで、よりその時代を知ることができると思います。著者の重要と思われる点について書かれているのであって、いわゆる「日本史の謎」というものについて書かれたものではありません。世間や自分で思っていた歴史が、それを学んだときから時間がたって、実は違う発見があり、今はまた違う事実になっているということを知ることは重要だと思います。思い込みというものについて客観的にみる訓練にもなるのではないかと。
    長い広大な歴史を1冊にて論じるという無茶なことをするなあと、期待せずに読み始めましたが、ピンポ

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    2018年09月28日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史の各論点についてわかりやすく
    本格的に述べられていて、面白く読めました。
    なんとなく正統的な知識・論述が読めたような
    気がします。

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    2018年09月23日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    答えが見つかるわけではないけれど、興味を持つのにとても良い企画だと思う。読み切るのに時間がかかったけれど、歴史にあまり興味を持てないと思っていた自分にとっては新しい感想を持たせるような一冊だった。
    180915

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    2018年09月15日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  古代  倉本一宏
    第2章  中世  今谷明
    第3章  近世  大石学
    第4章  近代  清水唯一朗
    第5章  現代  宮城大蔵

    <内容>
    現代の日本史学会の「論点」となっていることをまとめたもの。勿論、論者の立場から書かれているバイアスを差し引いて考えなければならないが…。
    現代史はちょっと難しかったが(特に経済史部門)、おおむね歴史を学ぶものならば、理解できる内容ではなかったか?

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    2018年09月07日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    各時代の専門家が興味深い論点をいくつか取り上げ、それに基づいて学説を取上げていく方式。
    通史ではなくテーマがはっきりしていたので興味深く読めた。
    近世〜現代を読んだが、江戸時代の時点から今の日本に脈々と受け継がれているものがあるとわかり面白かった。

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    2025年08月29日
  • 中公新書60周年小冊子

    購入済み

    理系が少ない

    理系の本はあまり出してないのね
    中身で挙げられている本には特にひかれなかった
    理系の教養に乏しい人達とは会話が難しそう

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    2023年05月03日
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで

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    日本史の現在の主流の考え方などがよくわかった。
    特にあまり理解できていなかった現代部分はよくわかった。

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    2020年02月05日