中公新書編集部のレビュー一覧

  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史研究の最前線。古代から中世、近世、近代、現代とそれぞれの最新の研究結果。よくまとまってるし複数の著者による本当ながら文体にバラツキもなくぐいぐい読まされてしまう面白さ。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    面白かったし、勉強になったけれど、いくつか不満も。
    あまりに近代現代寄りで、バランスが悪い。筆者によりなんというか気合の入り具合?が異なる、などなど。相対的に中世と現代が良かった。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    古代から現代まで知っておきたい29の論点を。「邪馬台国はどこにあったのか」「応仁の乱は画期なのか」「江戸時代は鎖国だったのか」「明治維新は革命なのか」「田中角栄は名宰相か」など、古代・中世・近世・近代・現代の29の謎に豪華執筆陣が迫る。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史の最新事情に基づく論点を網羅した本。

    通説ではない見方は、あらためて新鮮。
    歴史に関しては、基本書として教科書があるが、むしろ教科書よりもこうした論点解説や読書案内が適当なのではないだろうか、と考え読み始めた。時代ごとの概要が最初に書いてあり、ちょうど良い分量で日本史全体をたどることができる...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    現在、注目されている日本史の論点についてまとめた本。

    日本史の研究は日々更新されています。新たな研究成果が出てくれば、それにより日本史の論点もまた変わっていきます。

    本書は邪馬台国から象徴天皇制まで、現在、論点となっている日本史の謎について、各分野の研究者が解説をしています。

    巻末には、日本史...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史の論点をその時代のスペシャリストが解説していく著作。

    歴史学入門編といったところか。

    大学1年生の時に出会いたかった…

    そうすれば、もう少し簡単にいろんなことを知れたのに…と思ったが…
    苦労したからいろんなものを覚えたのかと思うことにした。

    これは良著であると思う。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    5人の識者が、日本の歴史を古くから古代、中世、近世、近代、現代と分けて解説している内容だが、日本史というのは奥が深く、研究によって歴史認識が大きく異なってきているということを理解しました。
    特に現代論は身近な時代ということもあり、ここは史実に忠実な分、吉田茂や田中角栄の存在、象徴天皇制のあり方などが...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    中公新書2500点を記念して出版された一冊。古代、中世から現代まで、5人の専門家が最新の学説を踏まえ論述されています。
    いつの間にか鎌倉幕府は1192年ではなく、「戦国大名」は「地域勢力」と呼ばれるなど、知識のアップデートの大切さを再認識しました。
    江戸時代に関する指摘は、特に示唆に富みます。

    ...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    本書は、古代(倉本一宏・国際日本文化研究センター教授)、中世(今谷明・帝京大学特任教授)、近世(大石学・東京学芸大学教授)、近代(清水唯一朗・慶応義塾大学教授)、現代(宮城大蔵・上智大学教授)のそれぞれについて、学会で注目されている最新テーマから歴史ファンが関心をもつ謎まで、29の論点について、それ...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本の古代から現代までを倉本一宏氏(古代)、今谷明氏(中世)、大石学氏(近世)、清水唯一朗氏(近代)、宮城大蔵氏(現代)の5人の著者が分担して執筆した日本史論。新発見が相次ぎ、歴史の定説が覆る事がしばしば起きていますが、概論を知るには丁度いい一冊です。淡々と新たな発見と学説を紹介しているわけではなく...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    古代、中世、近世、近代、現代と日本史を5つに分け、各時代ごとに第一線の学者が執筆。

    各時代5~7の論点で「邪馬台国はどこにあったのか」「元寇勝利の理由は神風なのか」「明治維新は江戸の否定か、江戸の達成か」「戦争は日本に何をもたらしたか」「戦後日本はなぜ高度成長できたのか」などツボを得た興味を引く題...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史の中で、識者によって意見が分かれている点などを、古代から現代までに分類し、それぞれの専門家が章ごとに執筆してい

    ます。確かに面白い論点ばかりで興味深く読ませてもらいました。
    特に近世以降は、現代につながる日本の特性が徐々に表れてきて、歴史の連続性・継続性を再認識しました。

    <目次>
    第1...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    古代から現代まで、それぞれの時代の専門家によって、その時代の論点を上げて書かれています。論点に絞って歴史を学び直すことで、よりその時代を知ることができると思います。著者の重要と思われる点について書かれているのであって、いわゆる「日本史の謎」というものについて書かれたものではありません。世間や自分で思...続きを読む
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史の各論点についてわかりやすく
    本格的に述べられていて、面白く読めました。
    なんとなく正統的な知識・論述が読めたような
    気がします。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    答えが見つかるわけではないけれど、興味を持つのにとても良い企画だと思う。読み切るのに時間がかかったけれど、歴史にあまり興味を持てないと思っていた自分にとっては新しい感想を持たせるような一冊だった。
    180915
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    <目次>
    第1章  古代  倉本一宏
    第2章  中世  今谷明
    第3章  近世  大石学
    第4章  近代  清水唯一朗
    第5章  現代  宮城大蔵

    <内容>
    現代の日本史学会の「論点」となっていることをまとめたもの。勿論、論者の立場から書かれているバイアスを差し引いて考えなければならないが…。
    ...続きを読む
  • 中公新書60周年小冊子

    理系が少ない

    理系の本はあまり出してないのね
    中身で挙げられている本には特にひかれなかった
    理系の教養に乏しい人達とは会話が難しそう
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本史の現在の主流の考え方などがよくわかった。
    特にあまり理解できていなかった現代部分はよくわかった。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    5人の著者がそれぞれ古代、中世、近世、近代、現代を執筆。古代担当は倉本一宏氏。
    邪馬台国=八女市説など。
  • 日本史の論点 邪馬台国から象徴天皇制まで
    日本の歴史を、①古代(摂関政治終焉まで)、②中世(室町幕府滅亡まで)、③近世(大政奉還まで)、④近代(終戦まで)、⑤現代の5つに分け、5人の執筆陣が、それぞれ担当した区分で論点を挙げて論述を進める。執筆者により専門性が高過ぎる部分もあるが、読者の関心の集まりそうなテーマで考えをまとめている。直近の皇...続きを読む