宋欣穎(ソン シンイン)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
留学生が観た京都はどんなふうに映ってみえるのか、京都は一見さんお断りや天皇がおられた都なので他者を受け入れるのか疑問だった。
関西でもやはり大阪と違い気難しいが著者の親友や出会い、そして惹きつける何かをもっているのか円満な人間関係、友人に恵まれている。そしてなにより否定的な言葉がないし、振り回されているんでは??と思う事も好奇心で一緒に楽しんでいるし、気づいたのが深く関わっていない、無関心に近い、そんな人間関係だから近づいても離れても乱されることない客観的に見れる文章なのかな??
苦労話がないのであえて書いてないのか、本当にないのか、沈む事なく読み進めていけた。 -
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Posted by ブクログ
『幸福路上』の監督の京都留学時代のエッセイ。この映画が好きで、監督のことも知りたいと手にとった。
題名から想像して、京都での辛く寂しい留学体験期だったらどうしようとドキドキしながら読み進めたが、想像と正反対。個性的で魅力的な人々との出会いや日常の出来事がキラキラしていた。
大家の土屋さん、シャンテの松本さん、シャンテの常連のおじいさん、台湾で新しい生活をはじめた金子さん、郁美さん、チア、美香、鹿王子、寺内君、ユリさん、みんな素敵。
さすが映画監督の観察力構成力だなぁと思った。自然な訳にも感激した。光吉さくらさんの他の訳書も読んでみたい。 -
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Posted by ブクログ
留学生活での出会いって、自分の国で日常を送っていると出会うことのできないジャンルの人と出会えるところが醍醐味だと思っています。留学先の国の人も、そこで出会った同郷人も、そのほかの国の出身の人も。
また、一度社会に出てから経験する留学生活は、学生であることのありがたみが身に沁みてわかるから、色々なことに間口を広げて接することができるように思います。
そんな留学生活が、京都の空気感たっぷりの四季折々さまざまな風景とともに書かれたエッセイです。著者は好奇心いっぱいの留学生だったんですね。
久しぶりに私の留学生活を思い出し、今は連絡をとっていないけれどあの時の沢山の出会いに想いを馳せました。
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