一日一つ季語を覚え、一句名句を鑑賞する。2020年版。
前年版で読者から募集した句から、特選のものが日記に掲載されている。
うらやまし。
巻末には、秀作・佳作を多数掲載。
こんなにもたくさんの人が句を詠んでいるのだなあ・・・
道ですれ違う人の中にも、歩きながら指を折っている人がいるかもしれない。
大きく広げる視野のマクロと、小さなもの見逃さない視点のミクロと。
いらないものを削ぎ落として削ぎ落として17音に収めることと、本当に大切な言葉を選び抜くことと。
一見相反する事柄が見事に同居している、俳句ってすごい。