大澤昇平のレビュー一覧

  • AI救国論(新潮新書)

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    今後は「プログラミング能力」よりも「AIに教える能力」が重要になる
    もちろんプログラミングができるに越したことはないと思います。
    ただ今後のAIはきっと人間の創造力や発想をダイレクトに受け止める発展をすると思います。
    CUI(ドス)からGUI(ウインドウズ)に進化したように。

    「データをどのように用意するか」
    「学習環境をどのように用意するか」
    AIに対するお膳立てをどのように行うか
    ビジネスとしていかにキャッチアップするか
    多分AIに仕事を奪われることはないんやと思います。
    ただどうやってAIにアジャストしていくかなんやろうなあと思います。

    「高等専門学校を通したキャリアパス」
    これは目

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    2019年10月28日
  • AI救国論(新潮新書)

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    著者のキャリアや研究そしてビジネスの実績を語りつつ、急速に進化するディープラーニングやブロックチェーンなどの先端テクノロジーを活用と文系・理系の融合で日本経済「失われた30年」からの復権させよとを鼓舞します。
    日本のIT業界を独自の進化を遂げたSIer大国で文系コンサルトと職人のIT土方ばかりでテクノロジストが不在、コンサルはぼったくりが上手い、どのように実現するかではなくなぜ必要かがそのカギであるの言説にとても納得しました。

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    2022年08月25日
  • AI救国論(新潮新書)

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    強気な文章であありますが、そうした主張をできる背景がある人だとは文章から読み取れました。
    世界と比較した際の日本の企業衰退をいかにして改善していくのかについて、教育のあり方や技術の側面から説明されています。今の時代に何が求められているのかを自分なりに理解することが出来ました。また水平思考の考え方はなんとなくやっていることがあっても、体型的には学習したことのない内容だったので非常に勉強になりました。

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    2021年10月03日
  • AI救国論(新潮新書)

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    まず、私が個人的に学んだことをいくつか記します。(認識に差異があれば、ご指摘を頂けると幸いです。)


    ①日本の企業は「年功序列」であるという考えが広く浸透している。しかし、そのような社会において、若手は新しいテクノロジーを上司よりも早く身につけることで抜擢される可能性が高くなる。これは、卓越した技術を持っている者が、若ければ若いほど重宝されやすいという企業の心理に基づいている。

    →若手のうちでも昇進出来る可能性はあり、そのような技術や機会を積極的に捉えることが大事だと感じた。


    ②日本企業は過度に情報の漏洩を恐れ、外部からの返報を受け入れるチャンスが減ってしまっている。そのため、日本では

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    2020年05月17日
  • AI救国論(新潮新書)

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    日本の大学受験は自身の希少価値を高めることにはなりにくい。
    日本人は英語により海外への進出に大きな障壁を持つが、AIはその壁がないので、海外へと展開しやすい分野になる。

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    2019年12月06日
  • AI救国論(新潮新書)

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    世の中って、こんなに変わってたんだ、と認識。自分も「学び直し」が必要だなぁ、とため息。でも、文系でもAI時代には必要と書いてあって希望あり。勿論、理科系の勉強を、しっかりしないといけませんけど。

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    2019年10月31日
  • AI救国論(新潮新書)

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    かなり読み応えがある分量と内容だった。内容は、タイトルにある通りAIに代表されるIT技術の話になるため、IT業界に属する、もしくは経営者でないと理解は難しいかなと感じた(特にブロックチェーン技術の項)。逆説的に、IT業界を志す人にはかなりの良書となる。

    問題の捉え方と解決策が独特というか独自の見解を示していた。通り一遍でなく著者の経験に基づいたものでかなり面白かった。それに、まったくそのとおりだと感心し続けてた。

    内容はタイトルに有るAI・ブロックチェーン技術の観点で書かれているので、未来予測という意味でかなり勉強になる。

    IT業界の人は必読だと思う。今後のシンギュラリティを迎えるに当た

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    2019年10月30日
  • AI救国論(新潮新書)

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    AIで如何にしてGAFAに匹敵する企業を生み出すか。そもそも日本にGAFAが生まれないのは教育の問題であり文系や理系という概念で縛ることがおかしいという。また産業構造も海外と比較するとエンジニアの所属先はベンダーに8割ともいわれ、コンサルがお金を稼ぎ、エンジニアが稼げない構造になっていることも大きいという。
    技術革新により、世界がより豊かになっていくのに、日本だけが取り残されている感じがするのは、ひたすら過去の成功体験を続けてきたからだと思う。それでも著者のような若い有能なひとが現れ、色々な既成概念を壊していってもらいたいと思う。

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    2019年10月11日
  • AI救国論(新潮新書)

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    世界では若者が目覚ましい活躍をしている。一方日本の10代の過ごし方は、間違っていると感じざるを得ない。
    まさに著者の指摘の通りである。
    昔の自分を振り返ってみても、結局、高校受験、大学受験と約2年間を「受験を通るためだけの勉強」に明け暮れてしまった。
    単純に「時間」というものがかけがえのない資源だとすれば、なんと勿体ないことをしていたのか。
    特に10代を「限りある貴重な時間」と考えると、これほど勿体ないことはない。
    「人生100年時代」は間違いない。
    しかしながら、だからこそ10代の時間こそものすごく貴重な、希少性の塊ではないだろうか。
    そう考えると、学校に入学するためだけを目的とした受検勉強

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    2022年03月18日
  • AI救国論(新潮新書)

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    多分この作者と同じように高専卒業して大学編入、院までやってかつSI以外に就職した人でないと共感は得られにくいなと思った。

    そんな人物はほとんどいないから刺さらない人にはとことん刺さらない内容だなあと思う

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    2020年09月20日