善方威のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「全教科対応」と銘打っているだけあって、現代国語の「試験」における読解力にスポットをあてた一冊です。
自分の場合、現代文の読み取りがいまいち苦手でした。今にして思えばそれは読書感想文の延長のような読み方をしていたと自覚していて、じゃあ試験に通用する読解力ってどんなものなのか、いまだに追い求めているような気がします。苦手科目ゆえのコンプレックスでしょうか…。
こうして読書を続けるのも、そのコンプレックスを払しょくするため? あるいは学生時代に読解力を身に付けなかったことへの罪悪感から? などと色々考えてしまいます…。
そんなこともあって、”読解力”向上をほのめかす本をなんどか手に取ってはいましたが、どうもいまひとつだな、ということが続いていました。が、これは自分の求めていたイメージにかなり近い内容でした。とはいえこの本”だけ”で試験で使える読解力が向上するということでもなさそう、ある程度のパターンとそれに対応した読みこなし方が身についていないと難しそうだな、というのが実感。内容は概ね中学受験向けです。
この本で書かれているようなことって、学校で先生が教えてくれるのでしょうか? 記憶の範囲では、そういった指導はなかったような…、そのせいか、自分がどう”思う”か、が自分の読解の拠りどころになってしまっており、試験に通用しなかったんですよね。やっぱり低学年で受ける教育(=読書感想文的な)はその後にわたり大きな影響を及ぼしますので、若干身勝手な持論ですが、読書感想文は”読解力”を身に付けることに対する諸悪の根源ではないかと常々想っておりまして…。