井芹貴志のレビュー一覧
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九州の小さな町の公立高校からJリーガーが生まれ続けるのは、決して偶然ではなかった。
大津高校サッカー部監督を25年務めた平岡和徳先生のお話。
帝京高校主将、筑波大学を経て、選手としての選択肢もあったが、地元熊本に帰ってきた。
「職業は教師、仕事は人づくり」というその指導哲学がなんとも気持ちがいい!
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サッカーの本というより教育の要素が強い印象。
言葉の作用と反作用を意識すること。
諦めない才能の重要性。
教え過ぎず、気づきを与えるような働きかけ。
などスポーツ以外の組織の管理職に求められる内容に通ずる部分など多数あり、勉強になった。Posted by ブクログ -
応援するサッカークラブにも大津高校出身の選手がおり、彼らは人間性で優れていると感じる瞬間が多々ある。どんな教育を受けてきたのか興味がありこの本を読んだ。高校生は多感な時期で、メンタルの善し悪しがプレーに影響しやすいために、人間性を鍛える教育に力を入れているとのこと。特に自己肯定感を高めるような声掛け...続きを読むPosted by ブクログ
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サッカーの監督、指導者としても大事なことを伝えてくれますが、何よりも人としてとても大事なことが詰め込まれている一冊です。
指導者の存在というのはとても大事なことなのですね。
すごく実感します。Posted by ブクログ -
前半部分の大津の思想や24時間のデザインなどの話は興味深かった。ここまで学生時代なにかに打ち込めなかったし、何も考えずのうのうと生きてきた自分が悔しくなるほどに。
ただ、後半の伝記パートは正直蛇足に思えた。
人づくりとしての考え方や経験をもっと掘り下げたものがあったらよかったPosted by ブクログ -
前半は部活づくりとして大切な姿勢が書かれている。
「凡事徹底」、当たり前のことを人並み以上に一生懸命やる。仕事はあくまで人づくり。この姿勢を大切にしたい。
後半は大津高校の歴史などが書かれている。Posted by ブクログ