チャールズ・C・マンのレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
副題「コロンブスからはじまるグローバル世界」・あっ、そういう視点なのかぁ・納得~コロンブスら一行が持ち込んだのは、ニューギニアのサトウキビ、中東の小麦、アフリカのバナナ・コーヒー、ウシ・ヒツジ・ウマ。ミミズ・ゴキブリ・蚊・蜜蜂・ネズミ、アフリカ原産のイネ科植物、甘くないバナナ(プランテン)。アフリカカイガラムシをアカカミアリだけは喜んだ結果、異常発生し、ベッドの脚を水盤に入れなければ眠れなかった。小氷期はインディアンが火入れをしなかったため、森林が広がり温室効果を持つ二酸化炭素が減ったためと考えられる。ヨーロッパでの喫煙ブームで北米でタバコ栽培が広がり、バラストとして積んだ砂にミミズが入り込ん
-
Posted by ブクログ
この本のタイトルに含まれる「1493」とは、西暦1493年のこと。
なぜ、1493年かというと、コロンブスがアメリカ大陸を発見した1492年以降の出来事を象徴的に表すため。
コロンブスのアメリカ大陸発見(アメリカ大陸到達)を機に、様々な動植物や製品が、それまでにはない形で、分布するようになりました。
その結果、環境も人々の生活も大きく様変わり。
それらの是非はともかく、そういうことが起こったこと、そして今も続いていることを、正しく把握することが、この本の目的です。
「グローバル化」は、多様性への対応といった文脈で語られることが多いように思いますが、実際は、地球の一様化に近い現象、