この本の表紙を見たら、なぜか読みたくなって借りた。
「起立性調整障害」って聞いたことのない病気だった。
朝、起きれなかったり、めまいがあったり、記憶が消えたり、視界が欠けるなどの症状があるようだ。
こんな苦しみを小学生の頃から味わっていたなんて、どれほど苦しかっただろうか。
でも、それを自分がダメだからだ、人に悟られたくないからと、必死で“普通に見える”努力をしたり、学校の勉強にちゃんとついていけるように、深夜まで人の何倍も勉強したり、とてもそんな年齢の子ができることではないと思った。
その努力に涙が出た。