あらすじ
「朝どうしても起きられない」
「気持ち悪くて動けず遅刻する」
これはすべて甘え…
ではなかった。
10代の10人に1人が発症。
「起立性調節障害」という病気と中学生のころから向き合ってきた
作者のエッセイコミック、
『学校に行けなかった中学生が中学生が漫画家になるまで』
がnoteの連載を経て紙書籍になりました!
どうしようもない不安や苦しみ、つらさ。
こんなマイナスな感情、隠してしまいたい…。
でも作者はその気持ちのひとつひとつを
みつめて、かたちづくり、さらけ出していきます。
私たちが思いもかけず「普通」の道を歩めなくなったとき、
きっとじんわりと「勇気」をもらえる。そんな作品です。
【著者:月本千景 Twitter:@chikatsuki】
1994年兵庫県生まれ。漫画家。作家エージェント会社「コルク」所属。
中学生のころに「起立性調節障害」を発症し、3年間ほぼ不登校に。
闘病しながら通信制の高校に通い、将来の進路を意識し始めたころ、
自分にできることは何かを考えて漫画家になることを決意。
22歳で某マンガ雑誌編集部の月例賞佳作受賞。
Twitterのフォロワーは5万人を超える。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
起立性調節障害という病気をこの漫画で初めて知りました。
正体がわからない故の悩みや苦しみなどがしっかりと描かれており、読んでいてもじわっと涙が出てきてしまう程です。
Posted by ブクログ
この本の表紙を見たら、なぜか読みたくなって借りた。
「起立性調整障害」って聞いたことのない病気だった。
朝、起きれなかったり、めまいがあったり、記憶が消えたり、視界が欠けるなどの症状があるようだ。
こんな苦しみを小学生の頃から味わっていたなんて、どれほど苦しかっただろうか。
でも、それを自分がダメだからだ、人に悟られたくないからと、必死で“普通に見える”努力をしたり、学校の勉強にちゃんとついていけるように、深夜まで人の何倍も勉強したり、とてもそんな年齢の子ができることではないと思った。
その努力に涙が出た。