NHKスペシャル「恐竜超世界」制作班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻で取り上げられなかった、南半球のゴンドワナ大陸の恐竜たちを中心に掲載されています。最新の発掘・発見を元に再現された素晴らしいCG画像の数々が目に楽しいです。
本書後半で追求されるのは、「恐竜は隕石衝突で絶滅していなかった」という衝撃のテーマ。これは仮説ではなく実際に証拠も発見されていて、隕石衝突後に死滅したはずの植物の種が、衝突の500万年後の地層から発見されているーこれはつまり、隕石衝突後にも草食恐竜が食べられる植物が生き残って地表に生えていたということ。そして、食べ物があったということは、生き残った恐竜の生存率も高まる訳です。
さらに、隕石衝突が原因とされる(超高温で熱せられた石英が -
Posted by ブクログ
羽毛恐竜たちのCG再現画像のクオリティが素晴らしすぎて、ぼんやりと眺めているだけで楽しめました。
今や鳥類は恐竜の子孫であったということが確定した訳ですが、カラフルな羽根で身を飾り立てて求愛ダンスを舞い踊る恐竜たちの姿は、昔のトカゲチックで恐ろしげな恐竜の姿とは似ても似つかないイメージ転換で(もちろん羽毛のないイカつい恐竜もいた訳ですが)、とにかくフワフワモフモフしていて愛らしく、触り心地が良さそう。
エミューやドードー系列の巨大鳥の仲間のようにも見える、クチバシがあってカモノハシとラクダと恐竜の複合獣のような姿のデイノケイルスや、どう見てもファイナルファンタジーに出てくるチョコボにしか見え -
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Posted by ブクログ
ネタバレ帯に小林快次氏と川村和人氏が顔を出し、中を開けば真鍋真氏が登場、監修にはさらに小西卓哉氏の名も。
これだけで恐竜好きにはたまらないラインアップ。
国立科学博物館では関連の展示が大々的に催されているし、NHKがナショジオとガッチリ組んだことからも窺い知れるように、書籍にも並々ならぬ力が込められているようだ。
内容的には既にどこかで見聞きしたことが少なくなく、ベースがNスぺの書籍化なので図鑑のように情報が詰め込まれているわけでもなく、またライターの力量も所々残念だったりはするものの、草食性の巨鳥・デイノケイルスの復元は迫力があるし、実は恐竜の多くが卵胎生だったかもしれない、などといった仮説にはワ