魚返洋平のレビュー一覧

  • 男コピーライター、育休をとる。

    Posted by ブクログ

    2021.01.22

    夫に読んで欲しい一冊。
    「育休」は“休暇“ではなく、本業が育児になる“育児休業“なのだ。これは言葉が悪いし、日本の上の方はここら辺を理解しておらず、不出来なのだ。
    大変だけど愛おしく育っていく我が子“コケコ“と父親としての自信を顧みる。
    1日のサイクル、保活、父よ母という立場と性差
    気づきが、コピーライターの手腕で描かれていて、これがすごく良い。(三人の旅行の件、大変だけどとてもよかった)
    知っておきたいことや、父親からとしての視点の気づきなど勉強になることも多いので、何はともあれ夫よ、この本を読んでおくれ!

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    2021年02月18日
  • 男コピーライター、育休をとる。

    Posted by ブクログ

    全体の文章に装飾過剰な感はあったけど、要所要所で育児のモヤりどころを的確に言語化してくれているなと思った。さすがコピーライター。特に、週末の子育てイベントで出会ったパパさん達の育児話の「解像度の低さ」や「ハレの日とケの日」の話は読んでいて「うんうん。」と頷いてしまった。
    最後の『ベニスに死す』のシーンは、同じく1才を子育て中の身として共感しかなく、胸がジーンとしました。

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    2025年03月12日
  • 男コピーライター、育休をとる。

    Posted by ブクログ

    男性育休(特に中長期の)がまだまだ普及しない中、第一子誕生とともに6か月の育休を取得した電通のコピーライターの育休体験記。
    一般のサラリーマンというにはちょっと違うかもしれないが、比較的長期の育休を取得した男性会社員の等身大の育休の記録として、育休を取得しようとしている自分としてもとても参考になった。

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    2023年07月17日
  • 男コピーライター、育休をとる。

    Posted by ブクログ

    産休中に途中で止まっていた積読を、産後の育休中に読み終えた。
    広告代理店勤務の男性の目線から、第一子の育休取得中に感じたことを綴った体験記。

    出版されたのが2019年(5年前)なので、今では男性育休に対する社会の視線も、実際の取得率も、良い方向に大きく変わってきている(実際に実感としてもそう感じる)。その実感ゆえに、書かれているままじゃなくて今はこうかな?と思う箇所はチラホラあったけれど、大筋としては共感できた。男性にぜひ読んでほしいと思った。

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    2024年09月24日