奥山ケニチのレビュー一覧
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ネタバレ1巻で出てきたキャラクター達のその後が何編か描かれた。「蕎麦」の三津目と堀田の馴れ初めとその後を描いた「月見そば」と「カップ麺の年越し蕎麦」、「コンビニの肉まん」から満島と重松のクリスマスを描いた「ホットケーキ」、「タマゴサンド」のカナと宮川…。それ以外にも、全体的にどこか寂しさが漂う内容が多い。親から愛されたことのないと言う「たこさんウィンナー」の古賀、家庭不和からお金に執着していた「インスタントお茶漬け」の鬼ヶ島、一夜の逢瀬に物悲しさを感じる「カレー」、強くなりたいと願う「ステーキ」「納豆」多絵、三津目は愛するが故に嫌われたらどうしようと悲しみを抱いている。昔の彼氏が原因だろう。高校卒業の
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Posted by ブクログ
今更ではあるが、この漫画は思い出の料理にフォーカスした作品なのだろうか。それとも思い出の恋愛にフォーカスした話なのだろうか。例外もあるが基本的に各話において、学生時代を中心とした青春時代の恋愛と、それに関係する一品料理と、一夜限りの関係といった描写が描かれ、エモさと切なさを感じる。現実は大学生からどんなに年上でも20代後半の主人公がほとんどで、まさに今の自分と同じ境遇。学生時代遊んでいた仲間が結婚したり、仕事で地方に行っていたり、凛の言葉を借りるならば、周りが「みんな大人になってく」という感覚、それに伴う焦りや寂しさは、自分を含め読者は皆共感できるのではないだろうか。