今泉吉典のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人類が絶滅した後の世界。あなたは想像したことがありますか? 自分は、少し方向性が違うけれど、あります。生命の基本、進化の基本、あるいはイレギュラーを考慮し、現実ではありえない多彩で多様な動物たちを考えだしました。
そんな自分の思考に、この本は実に衝撃的で斬新なアイデアを与えてくれました。いや、自分の浅さを思い知らされたと云うべきでしょう。発想自体はSF的で、突拍子もない部分もありますが、しかし奇妙に説得力がある。どこまでも科学的で、それでも願望的な部分があり、進化・変化の可能性には納得させられる説得力があります。生命のもつ無限の可能性、それを想える人間の発想力に大いに感心できるでしょう。 -
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Posted by ブクログ
この著者の『フューチャー・イズ・ワイルド』を読んだのはいつだっただろう。多分小学生だったと思う。当時は結構ベストセラーだった記憶がある。その時の記憶を思い出しながら手を取った。
人類滅亡後の生物の進化の空想本、と期待してページを開くと、なんと前半は進化とこれまでの生物の歴史についてページが割かれている。分量は全体のほぼ半分だ。未来を描く本じゃなかったのか、と少し騙された気持ちになる。
しかし前提知識としてこの前半のインプットが無いと、後半の空想がただの妄想じゃなく科学的見地に基づく予想なんだということの説得力に欠けるから、ここまで紙面を費やしたのだろう。(それにしてももう少し軽くまとめられな -
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Posted by ブクログ
川上和人さんの「鳥類学者無謀にも恐竜を語る」で紹介されていた本。
人類滅亡5000万年後の地球にどんな生物が生きているかを環境別に紹介している。
イラストと説明でわかりやすい。
読み終わって図鑑のような感じがしていたが、よく考えたら現在存在しているわけではなく、完全なる予想なんだよなあ。
環境の変化を予測しての生物の進化論なので、地球がどうなっているかも(予想だけど)知れて面白い。
現在存在するような見た目がかわいい生物が皆無なのは、可愛がって餌をあげるような人間がいなくなったからなのだろうか。
1億年後の未来についても少し触れられているが、あまりに先すぎて予測不可能らしい。
5000万年後 -
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