紀行文は面白く、批評文はそうでもなく、詩人については深田久弥の章だけ読んだ。
文章のうまさは間違いない。批評はこの人ですらこのくらいなのかと思った。実作と批評を両立できる天才が山岳史には出てこなかったということなのだろう。両立ではなく、山行と紀行文と批評文の3つの並立か。木暮理太郎や田部重治にはできそうな印象があるが彼らには批評の対象にすべき文章が自分たちのものしかなさそう。
尾崎喜八や辻まことについてはいずれトライはしてみたい。詩人成分が入っている文章は好きだが詩人100%になるとついていけなくなるのをなんとかしたい。