三春充希のレビュー一覧

  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

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    武器としての世論調査 見春充希 ちくま新書

    まず政治が面白くなって選挙に使えるし
    タイトルにパンチがあっていいね

    もしも
    すべての人がこの本を読んでくれたら
    TVや新聞や公報の嘘も騙しも効かなくなって
    国民の考えが変わり前向きになって
    選挙が変わり政府が変わり行政が変わって行くだろう

    この本の見出しを見ると
    社会に違和感や窮屈さを感じ
    それを変えたいと思うのならば
    私達の社会の仕組みと実態を知る必要がある
    既存の政治勢力のご都合で作ってきたのが現状である以上
    支持政党を持たない無党派層や
    政治や選挙に失望して諦めている人たちの政治参加が鍵となる

    グラフを見れば内閣支持率が高いと

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    2019年06月30日
  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

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    Twitterではるさんを知り、データで俗説をバッサリと切るのが爽快だった
    自分の意見に合うものだけを拡大し、合わないものはなかったことにするひとが非常に多いTwitterで新鮮だった
    本書、特に与党列島と野党列島はちょっと怖いくらい
    そこに住んでいたら周りは同じ意見に思えるけど日本がこんなに分断されているなんて

    今後選挙や世論について何か考えたいなら必読だ

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    2019年06月16日
  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

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    世論調査の仕組みや各属性の投票行動の特性を書いた本
    各社の世論調査からより精度の高い政党支持率を出そうというのは面白い。
    データ分析の本としてみてうまくまとまっている

    各社の偏りの修正、移動平均での集計
    政党支持率の第一党効果と野党の選挙ブースト。平時の支持率と選挙の支持率
    質問の仕方による賛成反対への影響

    デモは都市でこそ可能な政治行動
    55年体制の崩壊や労組・社会運動の衰退による無党派層の増加
    小選挙区と比例区の連動効果、
    無党派層①政治的無関心層②正当拒否層③脱政党層
    アナウンスメント効果、バンドワゴン効果、アンダードッグ効果

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    2021年09月24日
  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

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    新聞などが行う世論調査(選挙時の情勢分析や出口調査を含む)は、社会をとらえ、未来を変えるための武器だという認識のもと、世論調査とはそもそもどういうものなのかを説明し、よくある誤解を解いた上で、世論調査(や選挙結果)から見えてくる社会のかたち(どの地域に住む、どんな人が、どの政党を支持しているのか など)を示している。そして、世論を政治に反映させる手段としての選挙の妥当性にまで立ち返って議論を行い、世論調査を利用して選挙の情勢を把握する方法と、その情報を利用して個々人の力を発揮させることを考察している。
    公開情報である世論調査を総合的かつ緻密に分析すれば、こんなにいろいろ社会のかたちが見えてくる

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    2019年08月26日
  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

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    世論調査ってよく目にするが本質が今ひとつわからなくて勉強しようと思い購読。概論を交えつつ、主に選挙や政党支持率に関し世論調査の実態やバイアス、様々な要素を修正した「正しい姿」を見るにはどうしたら良いかなど詳しく解説されている。世論調査はうさんくさいとか、どうせ日中家にいる人だけなんでしょと思っていたら、意外と丁寧に正確に行われていると知って驚いた。一方、質問の仕方や重ね聞きの有無、「他の調査でも4社が否定的」と言っても実は調査は11社で行われている場合が多いなど、むしろメディアによる印象操作の弊害が大きい。こういうことを知った上で眺めたほうが良さそうだ。

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    2020年01月23日
  • 武器としての世論調査 ──社会をとらえ、未来を変える

    Posted by ブクログ

    各社の内閣支持率の調査方法は異なる。日経と読売は、「わからない」と答えた人に対して重ね聞きをする。JNNは「ある程度」「あまり」を含めた4択で聞いて合計する。この3社では、支持率も不支持率も高めに出る。支持率から不支持率を引いた差は、読売、日経、共同で平均より高く、朝日、毎日、NNN、ANNで低い。

    平常時と比較して、選挙時には無党派層が減少し、野党の支持率が上昇する。平常時には、第一党(与党)の支持率は高く出る。

    自民党は山口県、富山県、石川県、福井県に強固な地盤を持つ。自民党は、戦後、農協などを媒介した基盤を地方に持っていたことから、地方で強い。一方で、社会党は都市部に出てきた労働者を

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    2019年12月12日