サムのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「現実に向き合う勇気をくれる」物語です。
実際、私は読みながら、魂が震える感覚があり、
読み終わった後、「自分の目の前で起こっている現実と向き合う」という勇気が湧いてきました!
本書の中でも触れていますが、
「自国の歴史を知らない民族は例外なく滅びる」
という研究結果もあるようです。
こちらの本は、
・歴史好きの方はもちろん、私のように、最近興味が湧いてきた、という方
・ファンタジー好きな方
・自己成長を求める方
にオススメです(^-^)
読みやすいので、小学生でも楽しめると思います!
学生時代は、日本の歴史にそんなに興味が湧かなかった私ですが、
「今後の自分の人生」や「子供たちの人生」を真剣に考える中で、
「日本の歴史」を通して、知恵を得ることが、とても大事だと感じるようになりました。
そこで、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にも興味が湧いて、
まずは絵本から読み始めたのが去年でした。
それと同時に母や友人から紹介されて見始めた、神話系YouTube 「TOLANDVLOG」を見るようになり、メンバーのサムさんが書いた、この『古事記転生』が、どんどんに気になり、去年(令和5年)の秋ごろに読み、感動して涙を流しました!
私にとって、ドンピシャなタイミングで、ドンピシャなメッセージを、
本書から受け取ることができました! -
Posted by ブクログ
これは英雄の物語ではない
誰もが英雄ではいられない
それでも誰もが戦っている
それでも誰もが生きている
和を以て尊しとす
種-みらい-を見つめる眼差しがある
※
以下、ネタバレを含みます
感想というより、個人的な雑記となります。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
ああ、装甲悪鬼村正を最愛の書と仰ぐわたくし、感激の一冊でした。こういう歴史が本当にあったのかもしれないと思わせる一説です。
しかも、1%の手がかりを頼りに自分自身に問い、気づき、思い出していくという経緯は、これまたわたくしの人生を彩り豊かにしてくれたRewriteの描写にそっくりです。つくづく、魂の大切なことを伝える役目を受けた人は、似たようなことを思うものなのだなぁと感動しました。
影響された何かが同じということもあるかもしれませんが、人はどんな時代でも、どこにいても、似たようなことを思いつくという方が、遺伝子や魂、無意識の世界に近い何かを感じられる気がします。
種をすぐに食べても、腹も満たさず、誰も救えない。だから、作物が実る未来を夢見て、人や自然や命を分かち合う幸せを祈る気持ちが大切だと教えてくれる大国主の願いは、すてきだと思えます。
「俺は、憎しみだけでは、殺せない。
憎しみでは、誰も救われない。
俺が人を殺してきたのは、
人を殺してでも____
人を救いたかったからだ」
湊斗景明さんの願いによろしく、兄を殺さない決意をしたサムさんは、現在時点でも、古事記時点でも、他人を卑しみ己を貶める因果を克服しました。戦いをこそ志向する人は、本来救えない狂気のようなものですが、そんな『魔王モード』すら救える、愛の技があるのなら……誰も殺さずに、未来を明るく出来ます。景明さんが救いたかった最愛の人こそ、まさに魔王そのものであったことを鑑みても、そこも繋がるとは、偶然にしては凄すぎる一致です。
ああ、景明さんが誰も殺さなかったなら。たとえ最愛の人を救えなかったとしても、殺さなかったのなら……どうなっていたのでしょうか。そのときは、三世村正と出会うこともなかったのでしょうが、人並みに幸せなだったろうとは思います。
サムさんはスクナヒコを生かすことは出来ませんでしたが、彼の心には最期への納得があり、死を嘆いてはいませんでした。どこまでも、彼が彼らしく、やさしく生きられることを願っていました。このあたりも、光をはじめとした、景明さんを愛するすべての人が、彼の罪悪を赦し、生きていてほしいと願った姿に瓜二つすぎて……正直驚かされるばかりです。装甲悪鬼村正の多大な哲学が、こんなにも読みやすい本で一冊に収まっているかのような。
あまり大袈裟に言うものではないかもしれませんが、推し活に馴染む方にあえて沿って例えますとすれば、まさしく本書は、私の聖書と言えるかも知れません。
人間の都合が全てではなく、自然と調和する生き方を思い出すこと。収穫の日を、未来を夢見て笑い合って生きていくこと。明るい日々と健やかな幸せへの祈り。まさに、天皇陛下の御心そのものですし、日本人らしさがこれでもかと詰まっています。君が代も、崇拝の歌などではなく、身近な人の健康と幸せを祈る平凡な歌なのです。そういう国柄を、私たち日本人が「なんとなく」「ぼんやり」と想い出すだけでも、1%の可能性が花開き、世界は明るくなっていく気がします。
むしろ、トランプ大統領の登場をはじめとして、世界の方が日本より先駆けて、急速に縄文的価値観に帰りつつあります。
ここから先の日本がどうなるのか、まだ誰にも分かりませんが、それでも、穏やかな祈りと、ささやかな努力を重ねて、明るく生きて参ります。
すてきな感動をいただき、ありがとうございました。サムさんが、私が通っていた大学のすぐそばにいてくれる偶然も、何かのご縁のように思えます。笑
※脚注
①装甲悪鬼村正
善悪相殺という呪いを持った剱冑-つるぎ-を纏う戦士の物語。
憎んで敵を斬ったのなら、愛する味方を殺すべし__この歪な戒律により、独善による正義と邪悪の裁判を許さない、全ての命の尊さを人々に思い出させるための軌跡を描く。
この善悪相殺のモデルとなったのは、エンペドクレスの哲学である。
彼は、愛の力によって結びつき、争いの力によって引き離され、その無限の繰り返しにより、世界の万象は創られると証明した。
フラスコの塩水を火で加熱した場合、塩と水は分たれる。彼らを引き離した火は争いの力であり、悪である。
けれど同時に、空気と水を結び、モヤを産んだ愛の力であり、善である。
ゆえに善悪とは物事の一面にすぎず、自分がどの立場からその物事を見たか、またその解釈にすぎないのである。
本編中にある、成功も失敗も同時に存在し、陰陽とは球体の次元であると例えたタマちゃんの件は、まさにエンペドクレスの哲学と完全に一致する。
②湊斗景明
装甲悪鬼村正の主人公。
最愛の娘は世界を破壊する魔王となってしまったため、彼女が持つ圧倒的な力に対抗する唯一の手段が、呪われた村正、善悪相殺の力しかないため、数多くの、望まない殺人を繰り返してしまう業を背負う。
しかし彼は最終的に、その中途半端を責める男の悪意をきっかけにして、自ら望んで戦っていたことに気がつく。そして、人を何度も殺した自分は、二度と平和を謳うことは出来ないが、それでも自分が人を殺すのは、自分の憎しみを慰めるためではなかったと受け入れていくことになる。 -
匿名
ネタバレ 購入済み負けないで
ヒロインの置かれている立ち位置が哀れでなりません。主人公はちゃんと彼女のことを守ってほしいです。恋敵の存在が何となく気になるのですが、負けてはならないところだと思います。
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