ローベルト・ゲルヴァルトのレビュー一覧

  • 敗北者たち――第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか 1917-1923

    Posted by ブクログ

    数年間、全体主義、とくにナティス・ドイツ関係を読んでいるのだが(といっても読むのがしんどい本も多くて、遅々として進まない)、読んでも、読んでも、どうしてこんなことになったのか、わかった気にならなかった。

    が、ついにちょっとわかった気になる本に出会った感じがする。

    この本は、直接的にナティスドイツを扱っているわけでないが、その前史のようなものをヨーロッパレベルで記述している。

    歴史的には第一次世界大戦は、1918年11月に終わったとされるのだが、著者は、敗者にとっては、それは新たな暴力、内戦、戦争の始まりでしかなかったと主張する。

    という視点で、ロシア革命後のロシアでの大粛清、内戦。そし

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    2021年11月28日
  • 敗北者たち――第一次世界大戦はなぜ終わり損ねたのか 1917-1923

    Posted by ブクログ

    第一次世界大戦本で終戦以後を取り扱っていた本
    テーマとしてはなかなか少ないために貴重で、詳細なので面白い

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    2023年10月07日