曽根壮大のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
# 現場のミスから学べる、実務的なRDBアンチパターン集
## 面白かったところ
* 歴代の偉大な先輩方が経験された失敗談とその対策がたんまり書いてあり、とても実用的
* 特に `Where狙いのキー、order by狙いのキー` の話は目から鱗だった
* この一冊を買うことによって、守られるプロダクトの平和があると強く感じた
## 感想
インフラ層のミスや失敗談はあるっちゃあるけどなかなか共有されない・知ることが難しいトピック。
可能な限りわかりやすく、時にはデータベースの仕様を織り交ぜながら傾向と対策を謳っている当書にはとても感銘を受けた。
技術的な経験値の有無に関わらず、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ実務でもよく見かける例えば「効果の薄いIndex」「多すぎるJoin」「とりあえず削除フラグ」などを例にアンチパターンとその解消方法が紹介されていてとても良かった。
読みながら自分のアプリケーションで場合を考えなら読み進められた。
以下、自分がいいと思った箇所のメモを記載。
### 2章 失われた事実
- 履歴が保存されていることは重要。トラブル対応時に欲しい情報が失われていないか、の観点で履歴の保存は行う
- 例えば、購入した時点の消費税率を、別テーブルで参照しているとき、消費税が変わると、過去にかった金額の消費税率がわからなくなり、返品を行った際に不整合が起きたりする。
- 例えば、 -
Posted by ブクログ
この本は、データベース設計の失敗例とその解決策を具体的に解説しています。アンチパターンの説明から、それがなぜ問題なのか、そしてどのように解決できるのかまで、一貫して深く掘り下げています。スマートカラム、EAV、削除フラグなど、耳が痛いトピックも避けずに取り上げ、それぞれに対する具体的な解決策を示しています。これにより、読者は自身のデータベース設計を見直し、改善するための具体的なアイデアを得ることができます。また、具体例から始まるため、非常に読みやすく、実践的な知識を身につけることができます。この本は、データベース設計をより深く理解し、自身のスキルを向上させたいと考えているすべての人におすすめで
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Posted by ブクログ
各章の見出しにユーモアとインパクトがあり、またアンチパターンの解説、そしてアンチパターンを生まないためにはどうすればよかったのかをセットで教えてくれるので、なぜ悪い設計のRDBが出来上がるのか、どんな設計をするべきなのかがわかりやすかった。
アンチパターンが引き起こされる事のはじまりは特におもしろく、例えば営業とエンジニアの齟齬からうまれる、
営業「普通追加ボタンがあったら削除ボタンもあるでしょ」
エンジニア「いや追加ボタン一個だけって言ってたじゃん……」
(一章「データベースの迷宮」)
のようなやりとりや、
IDに意味を持たせる設計により、DBの検索がしづらくなる(七章「隠された状態」)など