永美太郎のレビュー一覧

  • エコール・ド・プラトーン (2)

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    大正末期、関西で花開いたモダニズム文化をテーマとした稀有な漫画。プラトン社に集った作家、編集者、挿絵画家、デザイナー、モデルの女たちの交流がわかりやすく描かれていて勉強になった。

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    2020年09月22日
  • エコール・ド・プラトーン (2)

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    2巻は松太郎と同郷の岩田専太郎
    その妹のとし子がメインで物語を動かす。
    あと、新劇の隆盛の感じとかね。

    「大大阪」が華やかなりし頃のおはなし。
    2巻完結なのね。
    意外とあっさり終わってしまったなぁ。
    でも、ここから他に興味が派生するだろうから
    この漫画を読んで良かった。

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    2021年11月14日
  • エコール・ド・プラトーン (1)

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    まんがで読む近代文学史みたいな…。
    明治から大正にかけての
    「なんかの創世記」が好物なので
    これもおもしろかったです。

    狂言回し的に川口松太郎が前に出てるけど
    各章ごと、直木三十五とか菊池寛とか
    当時の文士たちにスポットが当たるつくり。
    そして関東大震災が
    彼らに与えた影響についても描かれる。

    菊池寛が、妙に私の中のイメージ通りで笑う。

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    2021年11月14日
  • エコール・ド・プラトーン (2)

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    良く調べて勉強して描いているんだなというのはわかるのだが、で、面白いのかというとそうでもなかった。
    終始、生真面目な感じが漂う。

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    2021年07月07日
  • エコール・ド・プラトーン (1)

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    ネタバレ

    大正文士青春群像劇!
    美味しい!
    直木三十五や川口松太郎、名前だけ聞いたことはあっても、なかなか。
    知ることができて嬉しい。
    ちょろっとだけ芥川や谷崎も出ていて、彼等のデモーニッシュなところもよい。
    なんでも山田参助『あれよ星屑』アシスタントをしていたとかいう永美太郎。
    本作は全2巻らしい。

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    2020年06月25日
  • エコール・ド・プラトーン (2)

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    これにて完結。大阪のプラトン社時代の川口松太郎とその周辺を描いた漫画で、目の付け所は面白かったが、文壇エピソード集のような感じで終わってしまい、当時のプラトン社の活動が深く描かれることはなかった。文壇萌漫画ならそれはそれでやりようがあっただろうし、多分、作者の狙いもそこではなかったろうに思うが、結局、作者が何を描きたいのか良く判らないままだった。
    2巻は岩田専太郎がメインなので、岩田専太郎のファンであれば買いなのは間違いない。

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    2020年04月14日