作品一覧

  • 夏のモノクローム (1)
    値引きあり
    -
    1巻1,155円 (税込)
    薄墨が描き出す、戦後の映画スタジオの栄光と陰影。 時代の風が吹く中で歩き続けた。この道の先が知りたくて。 情熱、悔恨、青春、諦観…… 日本映画黄金期を舞台に創作と生活のはざまを生きる 嵐のような日々。 戦後の映画スタジオの光と影のなか、 ひとびとが追い求めた夢。 脚本家になんてなるつもりはなかった夏美も 気がつけばそこに立っていた。 薄墨の表現が冴え渡る、永美太郎 渾身の新作。
  • エコール・ド・プラトーン (1)
    値引きあり
    3.7
    1~2巻554~608円 (税込)
    【大正文士の青春群像劇】 川口松太郎 23才、直木三十五 32才、芥川龍之介 31才、菊池寛 34才、谷崎潤一郎 37才、小山内薫 42才。 『文藝春秋』創刊の年、若き文人らの眩き軌跡―― 一九二三年(大正十二年)九月一日、未曾有の大地震が関東一円を襲う。 死者十万五千人、家屋全壊訳十万九千、全焼二十万二千余棟… 出版社や本屋が集中していた神田周辺も壊滅的な被害を受けた。 失われた書籍は数百万冊にのぼり、この年に創刊された『文藝春秋』もその例外ではなかった。 一方『大大阪』の呼称で親しまれ、当時人口で東京を凌駕していた大阪は、モダニズム文化が花開いていた。 その代表とも言われるプラトン社の雑誌『苦楽』を創刊すべく、その後の文学界を担う文士らが集うのであった。 現代演劇の祖とも言える新劇を立ち上げた小山内薫。 小山内を師と仰ぎ、後に第一回直木賞を受賞する川口松太郎。 松太郎と共に雑誌『苦楽』を創刊。 後に小説家として大成し直木賞として名を残す直木三十五。 夏目漱石亡き後の新時代文壇のキラメキ、若き文士らの交流と奮闘する姿を描いた大正文士浪漫。

ユーザーレビュー

  • エコール・ド・プラトーン (2)

    Posted by ブクログ

    大正末期、関西で花開いたモダニズム文化をテーマとした稀有な漫画。プラトン社に集った作家、編集者、挿絵画家、デザイナー、モデルの女たちの交流がわかりやすく描かれていて勉強になった。

    0
    2020年09月22日
  • エコール・ド・プラトーン (2)

    Posted by ブクログ

    2巻は松太郎と同郷の岩田専太郎
    その妹のとし子がメインで物語を動かす。
    あと、新劇の隆盛の感じとかね。

    「大大阪」が華やかなりし頃のおはなし。
    2巻完結なのね。
    意外とあっさり終わってしまったなぁ。
    でも、ここから他に興味が派生するだろうから
    この漫画を読んで良かった。

    0
    2021年11月14日
  • エコール・ド・プラトーン (1)

    Posted by ブクログ

    まんがで読む近代文学史みたいな…。
    明治から大正にかけての
    「なんかの創世記」が好物なので
    これもおもしろかったです。

    狂言回し的に川口松太郎が前に出てるけど
    各章ごと、直木三十五とか菊池寛とか
    当時の文士たちにスポットが当たるつくり。
    そして関東大震災が
    彼らに与えた影響についても描かれる。

    菊池寛が、妙に私の中のイメージ通りで笑う。

    0
    2021年11月14日
  • エコール・ド・プラトーン (2)

    Posted by ブクログ

    良く調べて勉強して描いているんだなというのはわかるのだが、で、面白いのかというとそうでもなかった。
    終始、生真面目な感じが漂う。

    0
    2021年07月07日
  • エコール・ド・プラトーン (1)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大正文士青春群像劇!
    美味しい!
    直木三十五や川口松太郎、名前だけ聞いたことはあっても、なかなか。
    知ることができて嬉しい。
    ちょろっとだけ芥川や谷崎も出ていて、彼等のデモーニッシュなところもよい。
    なんでも山田参助『あれよ星屑』アシスタントをしていたとかいう永美太郎。
    本作は全2巻らしい。

    0
    2020年06月25日

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