林星悟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
続巻刊行希望。メカ部チャンネルのように、読んだ人みんなで、KADOKAWAに圧力をかけましょう、と提案したい。
アイドルが代理戦争をするアボカリスもの。「共心石」に心を吸い取られていった主人公が、ユニットを組む事によって、記憶を、感情を、取り戻していく。
「雨雲の中に忘れ物をしたなら、虹を渡って拾いに行けばいい」罪悪感に泣く主人公に、ユニットを組むことになる「ハナ」は言う。切り捨てた物を拾いに戻るのは、先に進むことと矛盾しないと。振り返ってもいい。事実を知ったなら、その上で目標を変えればいいんだ、と。
あーなんかもう、『BABYMETAL』の歌詞みたいで、厨二病を発症。それが、心地 -
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Posted by ブクログ
MF文庫の新人賞大賞作品、新進気鋭の林星梧先生の作品は冒頭から突飛な発想が続き、とても引きこまれる作品です。
まず驚くのが、攻撃魔法が禁止されている、という設定です。視点となるガルノー(こんな名前だけど女の子)は、過去の大戦を教訓にして、戦闘転換可能な魔法を取り締まる審問会に所属するエリート。そんな彼女の任務は、見た目完全に生きている人間そのものを操るブレイスを監視することだった。という形で物語は進行してゆきます。
魔法禁止に取り組む組織の一員として、当初こそガルノー少女は信念に従って行動するものの、審問会の厳然とした態度や止む終えぬ事情でありながらも死罪となってしまう現実から、倫理と法の