しゃあのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。裕人と春香は正式に夫婦になることが決定した前巻の、後日談的エピソードが収められています。
比較的さらっと読めるのは、あいかわらずのイチャイチャぶりを発揮している裕人と春香の2人の様子や、裕人の両親に春香を紹介する話、美夏が春香のふりをして裕人と半日を過ごす話、椎菜が出場するピアノのコンクールに裕人と春香が出かける話などでしょうか。
その他、多少シリアス寄りになっているものとして、かつて乃木坂家メイド隊序列第二位だった桜坂葉子が、秋穂の大切な思い出の懐中時計を守るために乃木坂家を去ることになった話や、とつぜん意識を失った裕人が、10年後の未来を幻視する話などがあります。
ど -
Posted by ブクログ
次の最終巻は落穂拾い的な内容になるとのことで、この巻が「物語のメインの流れとしてはラストエピソード」とのこと。
春香の母・秋穂から裕人に、春香が結婚するという、衝撃の事実が告げられます。裕人と春香はまったく違う世界に住む者どうしであり、2人はけっして幸せになることはできないと考えた玄冬と秋穂は、春香に結婚を促すことを決意したのです。
納得ができない美夏は、葉月たちメイドに春香の捜索を命じます。ところが肝心の裕人は、自分は春香のために何もしてやることができないと打ちひしがれてしまいます。そんな彼に、もう一度春香のために立ち上がろうとする勇気を与えてくれたのは、椎菜でした。いじけている場合では -
Posted by ブクログ
裕人と春香は3年生に進学し、椎菜をはじめいつものメンバーも同じクラスになって、にぎやかな新学期が始まります。
春香は合唱コンクールのクラス代表に立候補し、裕人も指揮者を務めることになります。ところが、練習中に春香が転んで、カバンの中のアニメ誌をクラスメイトたちの前にさらしてしまいます。1年前の悲劇の再来かと危ぶまれますが、裕人を信頼する春香は、もう一人になることはないと確信し、気丈に振る舞います。クラスメイトたちもそんな春香の趣味を自然に受け止めます。
合唱コンクールの練習と並行して、春香は夏コミに向けてゲーム製作を始めます。春香の趣味を知った椎菜たちも、そんな彼女の趣味に理解を示し、積極 -
Posted by ブクログ
今回は美夏メインのストーリーです。
春休みに入り、春香と会う機会が少なくなった裕人のために、美夏がデートをプランニングをおこなうことに。秋葉原でのデート、豪華客船でのクルージングときて、その後は2人でお泊りまでお膳立てします。無邪気に喜ぶ春香ですが、前回のくだりで春香への想いに気づいた裕人はどぎまぎしてしまうことに。
次は、美夏と彼女の同級生の光、美羽、エリに連れ出されて富士急ハイランドへ出かけます。最後は裕人と美夏の2人で観覧車に乗って、一日を終えます。
その次は、乃木坂家で開催される美夏のお誕生日パーティに招かれる話。パーティの終わりに、美夏は裕人を連れ出し、2人だけでのデートを強行 -
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本巻になってようやく、物語がラストに向かって動き始めたようです。
修学旅行の最終日、自由時間を椎菜とすごすことになった裕人は、椎菜の実家を訪問し、歓迎を受けることになります。そして、ついに椎菜からの告白となります。まだ自分の気持ちが定まらない裕人に対して椎菜は、よく考えて2週間後に返事をしてほしいと告げます。
次は終業式の日、カラオケ・ボックスで打ち上げがおこなわれますが、澤村さんが裕人とキスをしてみたいと言い出し、春香が慌てて静止に入るという展開に。そこで、春香と澤村さんが、裕人のキスを賭けてビリヤードで対決をすることになります。
その次は、裕人が乃木坂家のメイドさんたちに頼まれて、臨 -
Posted by ブクログ
今回は、修学旅行で北海道を訪れ、牧場で乳絞りの体験をしたり、春香と裕人の2人が朝日ヤマ動物園に出かけたり、椎菜の出身地の小樽で椎菜の中学校の同級生と再会したりする話です。小樽のイベントではアニメ版の声優を担当している松来さんが登場します。
例によってストーリーは進まないのですが、いい加減このシリーズはこういうものだと理解した上で、べつの楽しみ方を探した方が懸命なのだろうと考えるようになりました。「椎菜とのイチャイチャがぬるい」とか、「朝比奈さんとのバッファローゲームキタ―ッ!!」とかいった読み方推奨の本なのでしょう。次巻以降、自分にはどういう読み方ができるのかちょっと考えなおしてみたいと思い -
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